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2010.11.12

伊藤園レディスゴルフトーナメント 第1日目

佐伯三貴が首位発進 女王を狙う横峯さくらは2位につける

2010年度LPGAツアー第32戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』の初日が、千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,599Yards、Par72)で開催された。

 天候:曇り、気温:19.4℃、風速:3m。気温も上昇し、快適な気候のなか行われた初日。時折吹く強風と難しいピン位置に苦戦する選手が続出するなか、この日スコアを伸ばしたのは、佐伯三貴。9バーディー・4ボギーと出入りの激しいゴルフながらも5アンダーで単独首位に立った。1打差の2位には現在賞金ランキング2位の横峯さくら。さらに2打差の3位タイにはイナリ(韓国)、金ナリ(キムナリ・韓国)、朴仁妃(パクインビ・韓国)の3選手がつけている。現在賞金ランキング1位のアンソンジュ(韓国)は1アンダーの6位タイとなった。

 「出だしは風が強くてピンも奥で難しい所にあったので、ボギーが先行しましたね」というように1番、2番を連続ボギーとした佐伯。それでも「ここ最近の好調は維持しています」というキレのあるショットを武器にその後はバーディーを奪い、前半を1アンダーで終えた。後半に入ると「攻めて行こうと思ったら、ピンに絡んでくれましたね」と5バーディーの猛チャージ。「前半はイーブンでいいと思っていたら1アンダーでしたし、後半は攻めて行こうと思いました。うまくピンに絡んでくれましたね」と戦略通りのプレーを満足そうに振り返った。「今日はドライバーが少し曲がりましたけど、合格点かなと思います。勝ちたい気持ちはもちろんありますけど、まだ初日ですし、今の自分のゴルフが良いので、勿体ないミスを無くして、自分の出来ることを精一杯やりたいです」。先週の米LPGA公式戦『ミズノクラシック』では日本人最高位の4位と健闘し、自信をつけたという佐伯。目下の勢いで悲願のツアー2勝目を狙う。

 そして賞金女王争いでアンソンジュを追撃する横峯さくらは、この日は約5ヶ月ぶりとなるアンとの同組対決。「意識しない訳じゃないですし、彼女のプレーも見ていました。でも今日は自分のプレーに集中出来ましたね」とこの日はショット・パット共に安定感抜群で、バーディーが先行する余裕あるゴルフ。パターで苦戦するアンとは対照的で、同組対決は横峯に軍配が上がった。「このコースはあまり昔は得意ではなかったです。でも去年勝つことが出来て、その良いイメージが残っているのかぁ」と好発進に納得の表情。「ショットに関しては、今は不安無く打てています。体も疲れていないですし、自信を持って振れるので、(状態は)去年と一緒くらいですかね。明日終わって良い位置にいられるようにするのが明日の目標です。風によって攻め方も変わるので、(具体的な戦略は)明日になってみないとわからないですね」。今週を含め、残り3戦で逆転女王を目指す横峯。早くも迎えた絶好のチャンスを逃す手はない。

6位タイ アンソンジュ
「今日はプレーの流れがスムーズに行かなくて、とても疲れました。流れが来そうで来なくて、グリーン上でドタバタしました。(ピンの位置が難しかった?)本当難しかったです。ビックリしました。調子は悪くないですが、グリーン上で上手くいかなかったことが一番悔しいです。明日はグリーン上で集中していきたいですね。今日はなんとかアンダーパーで上がれたので、明日頑張ります」。

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