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2010.11.13

伊藤園レディスゴルフトーナメント 第2日目

佐伯三貴が首位キープ 横峯は4位タイ

 2010年度LPGAツアー第32戦『伊藤園レディスゴルフトーナメント』の2日目が、千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部(6,599Yards、Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:19.6℃、風速:2m。前日より風もなく、穏やかな天候のなか行われた2日目。5アンダー首位からスタートの佐伯三貴は、この日も3バーディー・1ボギーの70とスコアを伸ばし、通算7アンダーで首位を守った。1打差の2位にはイ ナリ(韓国)。4アンダーの3位には中田美枝が続いている。賞金女王争いで注目が集まる横峯さくらは首位と4打差の4位タイ。現在ランキング1位のアン ソンジュ(韓国)は首位と7打差の15位タイにつけている。

 初日を首位で終え、この日は約1年ぶりの最終組となった佐伯。「今日は久しぶりに緊張しましたね。普段は朝一のティーショットを打ったら緊張が取れるんですけど、今日は前半ずっと緊張していましたね」と振り返ったように、4番でボギーが先行するものの、すぐさま5番でバーディーを奪い、前半はイーブンパーで折り返す。後半に入ると「自分の気持ちをコントロールできて、フラットな感じで回れました」と前日のショットのキレも戻り、2バーディー・ノーボギーと2つスコアを伸ばし良い形で2日目を終えた。

 「このコースは相性が良いんですけど、最後がダメなのでそのジンクスを打ち崩したい」。3年前の最終日、残り2ホールを2打差の単独首位で迎えるものの、連続ボギーでプレーオフとなり、涙を呑んだ。「上がり2ホールは忘れたいけど忘れられない悔しい思いをしましたし、また明日17番のティーに立つまでに同じような位置にいられれば、その中で3年間一生懸命やってきたことを逆にリベンジと思ってやれたらと思います。明日は絶対緊張はしますよね。手も足も震えると思いますけど、いい緊張だと思うので、やるしかないです」。2007年にツアー参戦4戦目にして手にした衝撃の初優勝から3年。大きく成長した佐伯が試練の最終日を迎える。

2位 イ ナリ
「(ボギースタート)最終組の前だったので緊張して、力が入ってミスショットしました。2番からは安定したゴルフをしようと心掛けました。今日は満足以上に良いプレーをしたと思います。(最終戦に出たいと言っていましたが?)人って目標があったら頑張るんだなって(笑)。明日も安全に我慢のプレーができて良いスコアだったら、優勝を狙ってみようかなって思います。緊張すると思うけど、ミスしないように」。
3位 中田美枝
「今日は昨日より風がなかったので楽に回れました。前半はチャンスはあったけど入れきれなかったんですが、一日で5バーディーとるのが目標だったので(5バーディー・2ボギー)よかったです。優勝は狙える位置だったら狙いたいです。ずっと調子が悪くて、一つ一つが良くなってもそれがなかなか噛み合わなかったのが、久しぶりに良いプレーができたので、明日はボギーを打たないことを目指して頑張りたいです」。
4位タイ 横峯さくら
「ショット自体は悪くないけど、100ヤード以内のアプローチでピンより奥や横につけてしまって、難しいパットが残ってしまうので…。上に付いてしまうと、狙うというより寄せにいくという感じなので、そこが今日悪かった原因だと思います。噛み合わなかったですね。明日は攻めなければ(トップに)届かないと思うので、セカンドショットをしっかり打ってパットを決めたいです。ゴルフは最後まで何が起きるか分からないので、あきらめずに頑張りたいと思います」。
15位タイ アン ソンジュ
「(11番でトリプルボギー)ティーショットが右にふけてしまって、残り90ヤードくらいから木と木の間を抜こうとしたら、右の木に当たってしまってOBしました。全体的にパッティングがもったいなくて、それでも最後にバーディーを取れたので満足するしかないです。今日は守りのゴルフに入ってしまったから、明日は攻撃的な面と安全なプレーを使い分けたいです」。

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