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2011.3.4

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 1日目

 2011年度LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)の初日が、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部(6,439yard/par72)で開催された。

 天候:曇り、気温:13.7℃、風速:8m。沖縄とは思えないほどの肌寒さのなかスタートした初日。強風に各選手が苦戦する展開のなか、6バーディー1ボギーの67をマークした藤田幸希が5アンダーで首位に立った。2打差の2位タイにはディフェンディングチャンピオンのアンソンジュ(韓国)とニッキー・キャンベル(豪州)の2人。さらに1打差には穴井詩(らら)が続いた。

 「正直ビックリするくらい内容の良いゴルフでした。この風の中で上出来です」と会心のゴルフを振り返った藤田。スタートホールの1番では幸先よくバーディーを奪ったが「おはようバーディーだったので、先が心配でした。おはようバーディーの時はあまり良くないので…」と内心は不安があった様子。それでも「シンプルに考えるようにしました。右からの風なら右に打って、左からの風なら左に打つ。どのくらいとか、どうしようとか考えず、3パットしても仕方ないと、深く考えないようにしました」と舞い上がることなく、その後もバーディーを量産。「これでジンクスは破れたかも」とシーズン開幕戦で一回り成長した姿を見せた。

 今季からはクラブ契約も新たにし「すごく新鮮な気持ちで出来るので、それも良かったのかなと思います」という。オフには「珍しく12月にもう身体作りをしようかと思って、1週間合宿をしました。1月は午前中トレーニングで、午後はゴルフ。2月に入って宮古島で合宿をしました」と例年以上にハードなトレーニングを積んだ。その成果はすでに現れているようで「こういう風の中でも身体がブレずに安定して振れていると感じます」と本人も効果を実感している。

 「優勝、優勝と追っていると、優勝は逃げていくのは分かっているんです。1打1打に集中して、それが結果に繋がればいいと思います」。初日で確かな手応えを掴んだ藤田。明日はその自信を胸に秘め、まずは目の前の1打に集中する。


アンソンジュ
「今日は風が吹く難しいコンディションでしたけど、みんな条件は一緒なので。3アンダーというスコアでしたけど、パターのミスが多く、今日は不満の残るプレーでした。明日はミスを少なくしていきたいです」。

ニッキー・キャンベル
「最後の(チップイン)はラッキーでした。ティーショットが良くなかったので。今日はトータル23パット、後半は10パットでしたから、ベリーラッキーです。毎日アンダーで回りたいとは思っています。明日も良いアイアンショットを打てるといいですね」。

穴井 詩 (4位:-1)
「事故みたいなバーディーがあったので、実力ではなかったです。もっともっと上手く打てるようにならないと。今日失敗したところで、明日は同じようなミスをしないように。目標は高いです。今週はトップ10に入りたいです」。

上田桃子 (10位タイ:-2)
「すっきりしました。すごく楽しくプレーが出来ました。1ホール1ホールが早く、17番で『あれっ、もう』という感じで、キャディーさんに最後『気合い入れていこう』と言われ、ティーショットもセカンドショットも良くて、そしてサードが入って…。ゴルフってこんなもんか、と。すごく良いゴルフをしていると思いますし、こういうゴルフは本当に全く無かったです」。

諸見里しのぶ (10位タイ:EVEN)
「朝イチのショットを曲げてしまって動揺しました。4番でナイスセーブをしてから落ち着きを取り戻しました。自信満々で打ったショットが風で20ヤードもショートしたときに、笑える自分が居て、『あ、私も強くなったな』と思えました。まだ5打差なので、良い最終日を迎えられるように、明日良い位置につけたいです」。

宮里 藍 (63位タイ:+4)
「緊張というより、思ったように身体が動かなくて、反応してくれませんでした。やってしまったのは仕方がないので、明日どのくらい良いプレーを出来るか。ルーティーンが早いときはリズムが悪くなるので、その辺をしっかりと心掛けたいです」。

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