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2019.6.12

抜群の相性 成田美寿々、連覇へ-

<Photo:Masterpress/Getty Images>

 2019年LPGAツアー第15戦『宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が6月13日、兵庫県神戸市・六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で開幕する。12日はアマプロチャリティートーナメントが盛大に行われた。

 己を知れば優勝が見える。ディフェンディングチャンピオン・成田美寿々は、「数あるスタッツの中で唯一、光っている」と話したのは、4th平均ストローク第1位。4日間大会、最終日に最も良いスコアを出している証明である。

 「1Rで良かったこと、いまひとつで反省したことを2Rで実践。2Rでも、1Rで良かったことや反省したことを実践します。そうやっていくと、どんどん内容が良くなる。(連覇は)あるかもしれませんね。相性はいいです」と言葉が弾む。老子のいう、明智だ。

 アマプロチャリティートーナメントでは、スタート前、選手宣誓という大役を果たした。より、テンションがアップした。ただ、あくまで勝負は最終日。18ホール、ラウンドした感想を、「去年と特に変化はないですね。ただ、昨日よりグリーンのスピードがアップしている。私の好きなスピードになってきました」と冷静に分析した。

 過去、今大会は2015、18年の2度の優勝を誇る。ベストスコアは15年の63だ。とにかく相性がいい。「4日間トーナメント、好きですね。3日間では1日、スコアを崩してしまうと、もう追いつけない。だけど、4日間は残りホールがまだある。追いつけるぞ、というポジティブな気持ちになれますから」。72ホールの戦いは、だからおもしろい。

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