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2019.6.14

鈴木愛 9番の妙技を笑顔が後押し

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)第2日

 鈴木 愛の9番の第2打。これぞ、大向こうをうならすプロの技だった。残り151ヤード、7Iのショットはイメージ通りに低い放物線を描き、カップへ吸い込まれた。

 「左ラフからです。正面に木があったので、高さを抑え、低いフックを打った」とイーグルで、単独首位に躍り出た。が、第1日もボギーを叩いた、18番で同じミスが出る。「毎年、(18番で)右ピンポジションの時は、右へ外してボギーが多い。きょうは、いいアプローチだと感じたとけど、ラフからのライが悪かった。思ったよりボールが飛ばない。残念でしたね」。淡々としていた。

 やはり、4日間競技は実力者にとって、気持ちの余裕をもたらす。「あと1日だったら、苦しいと思う。でも、まだ、2日間ある。自分では、徐々に100パーセントへ近づいていく予感が…。きょうは、ショットがいまひとつだったけど、パッティングは安定していた。調子はいいです」と、すべてをプラスにとらえていることも好材料だろう。

 もっとも、以前は雨と聞いただけで表情を曇らせたが、「イヤな意識はありません。ただ、ショットが悪いとチャンスがつくれないから、展開が苦しくなる。ショットの調子しだい。それ以外は問題なし」と頼もしい。さらに、笑顔のラウンドの公約もきっちりと。23パットのラウンドは、パッティングの名手の証明にもなった。

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