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2011.7.3

日医工女子オープンゴルフトーナメント 最終日

上原彩子が1年4ヶ月ぶりのツアー通算3勝目

 2011年度LPGAツアー『日医工女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が、富山県富山市の八尾カントリークラブ(6,476Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:29.8℃、風速:1.9m。前日と同様の好天に恵まれ、60台の好スコアが続出した最終日。優勝争いは最終組の宋ボベ(韓国)、上原彩子の一騎打ちとなったが、前半9ホールでスコアを7つ伸ばした上原が宋を1打差でかわし、2009年以来のツアー通算3勝目を挙げた。13アンダーの3位には韓国の黄アルム、ディフェンディングチャンピオンの辛炫周(韓国)は10アンダーの4位となった。

 ツアータイ記録となる9ホール最少ストローク『29』のラウンドで前半一気にスコアを伸ばした上原。そのまま独走態勢に入るかと思われたが、後半はなかなかスコアを伸ばせない苦しい展開に。17番でこの日初めてのボギーを叩き、同組で回る宋ボベとの差は1打差に。プレッシャーのかかる18番は「キャディさんに『スターは最後バーディーだからね』と言われて、そう言いながらラウンドしていましたが、入らなかったのでスターになれなかったですね(笑)」と、惜しくもバーディーフィニッシュでの優勝とはならなかったものの、2日間連続の5連続バーディーを記録するなど圧巻のゴルフでギャラリーを大いに魅了した。

 2009年以来の優勝に「久しぶりの優勝なので、優勝ってこんなにいいものだと改めて思いました」と激戦を制しての優勝に感無量の表情。「今回のバーディー合戦で勝てたのは自分にとってプラスで、これもできるんだなと思いました。(1勝、2勝目より)マネジメントも考えられるようになったし、ライも考えて打てるようになりました」と技術面、精神面でも成長を見せた上原。今後の目標は「メジャー大会の優勝と去年の賞金ランキングを上回ること」。この勢いで、これからの後半戦もますます活躍してくれそうだ。


宋ボベ (2位:-15)
「久しぶりに最終組で回ったのでドキドキしました。ちょっと残念ではあったけど、でも楽しかったです。(最後のバーディーパットは3mくらい?)そうですね。チップインを狙うこととかは考えずに、今までどおり自分の思ったようにアプローチすれば上手くいくと思ってました。(上原さんの前半のバーディーラッシュは?)同じ選手として素晴らしいショットで、落ち着いてプレーしていてリズムも良かったので、一緒に回っていてプレーしやすかったです」。

表純子 (6位タイ:-8)
「1番からボギーが痛かったですね。3パットも2回やってしまって、タッチが合ってなかったです。ショートだけはしないようにしてたんですけど、打ちすぎてしまって…。でも、上原さんのいいところを見させてもらいました。(次戦に向けて)静岡も得意なコースなので、スタンレーでまた頑張ります」。

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