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2019.6.28

首位の申ジエが語ったスローフードの極意

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第17戦『アース・モンダミンカップ』(賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円)第2日が6月28日、千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズカントリークラブ(6,622ヤード/パー72)で行われた。首位は通算11アンダーの申ジエ。1打差の通算10アンダー、2位で大城さつき。さらに通算9アンダーの原英莉花が続く。(天候:晴れ 気温:29.1℃ 風速:2.5m/s)

 飛距離アップだけがゴルフではない。通算11アンダーで首位に立った、申ジエが実証している。「ショット、パッティングも、どれが良かったとはいえません。でも、全体が安定していました」という。10番からスタートした前半は、13番からの3連続バーディーが見せ場。一度、自身がつかんだ好調の流れを簡単には離さない。後半も、2番から3連続バーディーを披露。特に、4番であわやホールインワンのショットが、名手のプレーを再認識させたといっていい。

 とはいえ、いいことばかりではない。最終ホールのパー3、9番では第1打がグリーン横のバンカーへ。「最後にボギーでしたけど、あまり得意とはいえない、コースで予選ラウンドの2日間を1ボギーですから、内容は悪くない。また、9番以外のパー3で、すべてバーディーがとれたことが良かったと思います」と満足そうだった。

 前週までの記録では、ドライビングディスタンスは48位でも、パー3平均スコア、パー5平均スコア、スコアメイクに重要なパーセーブ率など、1位を誇る。当然ながら、平均ストロークも1位。では、オールラウンダーに必要なものは、何か-。質問してみた。「食事です。シーズン中、タンパク質をとるため、しゃぶしゃぶをよく食べる。肉が好きですし、野菜もたくさんとることができますよ。でも、ただ食べるだけではダメ。時間をかけて良く噛むことです。そしゃくして、しっかりと味わう」。元世界一から、学ぶことは実に多い。

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