2011.9.7
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 公式記者会見
『第44回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』の開幕を翌日に控え、会場のキングフィールズゴルフクラブで大会公式記者会見が開かれた。
会見では、コースセッティングを担当した大会実行委員の入江由香、アドバイザーの岡本綾子によるコースコンディションの解説と、今日のプロアマトーナメントに出場した藤田幸希、横峯さくら両選手のインタビューが行われた。
藤田幸希(ディフェンディングチャンピオン)
「調子は良くも悪くもなく、というのが正直なところです。先週からちょっと上向きになってきて、何とか戦えるようになってきたかな。(コースの印象は)台風の影響なのか、ラフが水を含んですごい元気なので難しいと思いました。ボールを探さないといけないくらい元気な芝なので、入り方によってはサンドウェッジでも出せるかどうかという感じですね。イメージは大体出来上がっているけど、フェアウェイが狭くて、ティーショットから頭を使わないといけないので。大会連覇は周りが言うほど自分では意識してないですけど、チャレンジできるのは私一人なので、楽しみながらチャレンジしたいです」。
横峯さくら
「コースはラフがすごい深くて、フェアウェイも狭いので、ティーショットがラフに入ってしまうと、ほとんどボギーになっちゃう可能性が高いですね。今日のプロアマでは半分くらいフェアウェイに行ったけど、試合になってみないとわからないですね。ドライバーの精度は最近あまり良くなかったけど、今は60パーセントくらいですかね。いい経験が出来るコースだと思うので、自分を信じてやっていければと。今の調子だと難しいと思うけど、この試合が自分にとってレベルアップできる大会になればいいかなと思います」。
コースセッティング担当:入江由香 選手権大会実行委員
「ラフの長さは当初は70~100mmの設定でしたが、台風の影響によって水分を含んだことによって、ここ数日で予想以上にラフが伸び、現在は100~130mmとなっています。ラフが重さで寝ている状態であれば刈らなければいけないと思いましたが、芝が元気な状態なのでそのままの設定で行く予定です」。
コースセッティングアドバイザー:岡本綾子
「ラフが伸びすぎたのは正直残念ですけど、芝生が生きている状態なので嬉しいです。飛距離の出る人・出ない人両方にとってフェアに難しいセッティングになったと思います。このコースはティーからグリーンまで真っ直ぐではなく、フェアウェイも起伏があるので、高度なショットのテクニックが要求されます。フェアウェイが綺麗なので、フェアウェイにボールがあればピンを攻めていけると思います。優勝スコアは以前は10アンダーくらいと予想していました。ラフが伸びすぎた影響はあると思うけど、2ケタに行って欲しいという希望はあります」。
小林浩美会長(プロアマトーナメントを終えての感想)
「調子が悪くなると本当に難しいコースになると思いますが、ハマった人は良いスコアが出せるセッティングです。ホールごとに精神的に我慢していくか、攻めて行くかを自分で決めていかなければいけないコースです」。
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