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2011.9.9

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目

初の公式戦制覇へ向け、三塚優子が単独首位に浮上

 2011年度LPGAツアー公式戦『第44回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)の2日目が、千葉県市原市のキングフィールズゴルフクラブ(6,700Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:32.1℃、風速:3.1m。燦々と照りつける太陽のもと行われた2日目。午後になるにつれ風も強くなりボギーを叩く選手が続出するなか、この日も安定したゴルフをみせたのが首位タイでスタートした三塚優子。4バーディー・3ボギーの71をマークし、通算6アンダーで単独首位に立った。1打差の2位に横峯さくらとカンスーヨン(韓国)。さらに1打差にはディフェンディングチャンピオンの藤田幸希がつけた。

 「今日はショットは100点の出来」と振り返った三塚。この日はティーショットでフェアウェイを外したのが3回、そして全てのホールでパーオンとショットが絶好調だったが、「パットはマイナス10点。タッチが全く合いませんでした」とボギーをした3つのホールは全て3パット。バーディーを取ったホールもロングホールでの2オン2パットとパッティングで不振を極めた。この日の三塚の1ラウンド38パットは、出場選手中ワースト。単独首位に立った選手としては極めて珍しい現象となった。「弱いと思ったのがオーバーしたり、昨日とぜんぜん違う。でもまだ2日目ですし、あまり深く考えてはいません。これだけ外してアンダーでまわれたのは凄いと思う。日に日に良くなっていくはず」と本人は前向き。「それよりもこのショットの調子があと2日続くかどうか。続いたら面白くなると思います」と絶好調のショットを武器に自分のゴルフを貫く。

 この日2つスコアを伸ばし、1打差2位タイに浮上した横峯。チャンスを決め切れない場面も多く、15番ではボギーが先行してしまったが「気持ちを切らすこと無く、16番はパーで良いと思っていたらバーディーが入ってくれたので良かったです」と16番では12~3mのバーディーパットを決めて流れを戻し、絶好の位置で2日目を終えた。「コースに慣れたこともありますけど、ショットが左に行く心配がないので、ちょっとしたミスでもセミラフで止まってくれます」とショットの不安も徐々に解消し、初の選手権タイトルも視界に入ってきた。優勝へ向けては「やっぱりパッティング。ショット自体は問題ないと思うので、最終的にはパッティングですね」とパッティングをキーポイントに挙げた。「2桁アンダーにいけそうな手応えは、今の調子で行くとあるとは思うけど…そうなりたいなという感じです」と自信を覗かせ、3日目のチャージを狙う。


カンスーヨン(2位タイ:-5)

「(今日は)ラフに入る事が多かったけど、アプローチとパターが良かったのでスコアが出ました。(今回のラフの長さは?)この長さは全米オープンで何回も経験をしましたが、芝の種類で日米の差を感じましたね。グリーンは自分に合っていると思いますし、スピードも合うなって。スピンのかかり具合も良いです。今日みたいなゴルフを続けられると良いと思います。優勝をとりに行くというより、与えられるものだと思うので、最後まで気を引き締めて最善を尽くしたいと思います」。

藤田幸希 (4位:-4)
「ショット、パットも安定していて、特にパッティングが安定していました。後半はちょっとドライバーが乱れてラフの回数が増えたけど、それでも安定していましたね。(連覇が見える位置で)まさか自分がこんなに健闘するとは思ってなくて、面白いところにきましたよね。せっかくなので、あと2日、ディフェンディングという感覚を噛み締めながらやれれば。ここは好きなコースではあります。初優勝、2勝目も池がらみ。4勝目も池がらみ。雨も好きなので。開けているコースより、キチキチっと打っていくコースの方が好きですね」。

福嶋晃子 (5位:-2)
「今日はちょっと大変でした。暑さにやられちゃいましたね。(ゴルフの調子は)昨日と変わらずです。昨日よりライが悪かったり、フェアウェイからいかなきゃいけないところでラフに入ったりとか。耐えてはいましたが、後半で番手ミスもありましたし、でも心折れることなくやれたので、あと2日間頑張ってやれれば。(明日は)体力勝負ですね。4日間長いので」。

不動裕理 (10位タイ:イーブン)
「(苦しい1日で)4日間の悪い運を全部使った気がします。フェアウェイに行ってもグリーンを外してボギーになっているので、今日は全部良くなかったですね。(出だしのダボは)全部ラフです。明日、明後日の悪いものを全部出した気がするので、明日以降はいいんじゃないかと思います。良い位置だと思うし、今日のミスはそんなに気にすることはないと思います」。

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