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2019.7.12

S.ランクン 65で一気に首位

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第19戦『ニッポンハムレディスクラシック』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会第2日が7月12日、北海道苫小牧市・桂ゴルフ倶楽部(6,602ヤード/パー72)で行われた。この日好調だったのは、Sランクン。通算10アンダーへスコアを伸ばし、決勝ラウンドを迎える。通算9アンダー、2位は河本結。8アンダー、3位はテレサ・ルーが続く。(天候:雨 気温:17.1℃ 風速:6.1m/s)

 タイのS.ランクンが、実力を発揮しはじめた。16番から3連続バーディーのフィニッシュは圧巻。今シーズンのベストスコア、65をマークした。「10点満点」と、最高の評価をつけている。初のトーナメントリーダーに躍り出たのだから、気分は上々。

 得意クラブは1W。とはいえ、首位浮上の原動力はパッティングだった。「フェアウェイキープが抜群でした。良いところからピンを狙えるから、多くのチャンスをつくり、良いパッティングを決められたのでしょうね」。サラリと答えた。さらに、洋芝もプラスに作用した要因。「私がアメリカでプレーした頃の芝に、とても似ている。グリーンのスピードは速くても、ボールが止まったから本当に良かった」と話した。

 父、サランポーンスラットさんの影響で、12歳からプレーをしている。15歳でプロへ転向して、中国ツアーでは2年連続で賞金女王にも輝いている。日本では、キャディーを務めるお父さんと、ツアーを転戦中。「環境に、だいぶ慣れました。行く場所すべてが、初めてのところばかりで戸惑うこともあるけど、もっとコースに合わせられるようにしたい」と前向きだ。決勝ラウンドへ向け、「優勝を意識しないようにします」という。微笑みの国出身の19歳は、笑顔も魅力的だ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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