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2011.11.24

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 1日目

全美貞が首位発進 アンダーパーは3名に

 2011年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の初日が宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,482Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:14.7℃、風速:6.0m。2011年度のツアー優勝者と賞金ランキング上位25名、ワールドランキング上位者など、限られた選手にのみ出場資格が与えられる今季最後の公式戦。計28名の選手で行われた初日は、強風が吹き荒れる難コンディション。そのなか全美貞(ジョンミジョン・韓国)が7バーディー・3ボギーの68をマークし、単独首位に立った。2打差の2位には前年覇者の朴仁妃(パクインビ・韓国)。3打差の3位には申ジエ(シンジエ・韓国)が続いている。

 他の選手が強風で苦しむなか、7つのバーディーを奪った全。「風の強さは昨日とあまり違った感じは無かったですし、確かに強い風だとは思いましたけど、凄く気になるほどでは無かったです」と強風下でもピンに絡むショットを連発し、チャンスにつけた。今シーズンはパッティングの不調で勝利を挙げることが出来ていないという全だが、この日はパッティングも好調。「ショットがどれだけピンに寄っても、パッティングが悪いとバーディーが取れないので。今日はいつも通りやって、ラインを読んだ所に信じて打ちました。気持ちよくプレーできましたね」とスコア以上に得たものは大きかった。「最終日までこんな気分でプレーしたいです」と2日目以降もバーディー量産を狙う。

 そしてボギーが先行する苦しいゴルフとなったのは前年覇者の朴。この日は結局6バーディー・2ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフだったが「スタートからボギーでしたけど、コースが難しいのでいずれボギーが出ると思っていたので気にせずにプレーに臨みました」と貫禄十分のプレーで首位と2打差の好位置につけた。「去年優勝した時のパターに変えたら、アンダーで回れました。強く打っても、自分の意のままに行く気がします」と高麗グリーンと相性抜群のパターに変え、パッティングも好調。「今日は結果的には満足していますけど、ティーショットが左右に行ってそれをパターでカバーした一日だったので、あとで調整して明日に臨みたいと思います」と連覇へ向けて着々と準備は整いつつある。



申ジエ(3位:-1)
「スコアは安定して見えますが、コースは難しくて内容的には苦労して我慢し続けたプレーでした。高麗グリーンはあまり経験がなかったですけど、2008年の時の事を覚えていて、練習ラウンドとプロアマの時に細かくチェックしたので、それが良かったと思います。ショートパットもしっかりと芝目を読まないといけないので、最後の日まで芝との勝負ですね」。

笠りつ子(4位タイ:イーブンパー)
「今日は出入りの激しいゴルフでした。風も難しかったですけど、やっぱりグリーンが難しかったです。初出場で少し緊張しましたけど、難しいセッティングだから、それを楽しもうと思ってプレーしました。最後の試合なので、出場したいという思いで今までやってきて、今回は1つでも上に行きたい気持ちがありますけど、4日目の最後まで分からないので、諦めずにやりたいですし、自分の波が来れば、掴み取っていきたいです」。

藤本麻子(4位タイ:イーブンパー)
「(出だしの連続バーディーは)本当にピンに付いて距離感も良かったです。欲を言えば、3~4mのパットをもう少し沈めたかったなという感じですけど、グリーンの目も難しくて読みづらくて速かったので。優勝して以来、ショットは自信を持てて、パッティングも前よりストロークとか、自分でラインを作れたり、すごく自信がつきました。優勝のチャンスはあると思いますけど、結果にこだわらず、目の前に集中してやりたいです」。

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