河本結　アースカラーでVを引き寄せる

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

　LPGAツアー第21戦『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）が7月26日、埼玉県比企郡・石坂ゴルフ倶楽部（6,470ヤード/パー72）で開幕する。25日は指定練習日。この日の最高気温は34.1℃ながら、出場各選手が入念に最終調整を行った。

　梅雨明け間近。河本結が、気分一新のイメージチェンジを行った。「今、あるものを取っ払う。前週のお休みを利用して、見えるものを思い切ってかえた。部屋の模様替えなど、それこそ、思い立ったが吉日。私は、すぐ行動を起こしますからね」と表情が明るい。何より、ちょっと違うと感じたのは、メイクである。「自然に近い感じにした」という。

　今回、テーマにしたのはアースカラー。大地や植物など、自然物をイメージするベージュ、カーキ、ブラウンなど、大人っぽいコーディネートへ、部屋を模様替え。2色で鮮やかな、プリントを配したマリメッコスタイルを一新したそうだ。さらに、「部屋の香りも、バラなど、どちらかといえばフレグランス系でしたけど、今度はハーブ。オーガニックにこだわりました」。やるときは徹底して−がスタイルだ。

　というのは、自身が、「今回からの2試合で、借りは返す」と、決意の表れだった。最後の最後で、全英女子オープン出場を逸し、さらに通算2勝目へ手が届きそうで届かない流れを、一気に変える意味合いがある。まず、動いた。静のたたずまいは、新たなオーラを放っている。

(メディア管理部・中山　亜子)