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2012.3.10

ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 2日目

不動裕理、上原彩子、全美貞が首位を並走

 2012年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,232Yards/Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:13.5℃、風速:11.1m。天候は回復したものの、前日以上の強風に各選手スコアメイクに苦しんだ2日目。この日首位でスタートした不動裕理は1イーグル・5ボギーとスコアを落として1アンダーに後退したが、後続の選手たちもスコアを落とし、上原彩子、全美貞(ジョンミジョン・韓国)と並んで首位をキープした。1打差の4位には韓国のイボミ、2打差の5位タイには吉田弓美子、テレサ・ルー(台湾)、姜秀衍(カンスーヨン・韓国)の3名が続いている。

 昨日の安定したゴルフとは打って変わって、苦しい一日となった不動。11番終了までに3つスコアを落とす展開に、「風が読めなかったのと、パターが悪かったですね。ショット自体も風の中のショットじゃなかったです。クラブの選択ミスも多かった」と反省しきり。12番ではイーグルを奪い再び首位に浮上するも、上がり2ホールでの連続ボギーで後続に並ばれた。明日の最終日は「風とパッティングになると思います。今日は悪いところがでたというわけじゃなく、頭が悪かったので…。今日の悪いところを明日に活かせればいいですね。一番は風次第だと思います」。豊富な経験を頼りにこの日出た課題を修正して、勝負の最終日に臨む。

 同じく首位に立ったのは、2009年にこの大会を制している上原彩子。強い風と難グリーンに多くの選手がスコアメイクに苦しむなか、「今日は良い感じのパットが入ってくれました。出だし3ホールすべて3~4メートルのパーパットが入ってくれてしのげました」と、好調なパッティングで3バーディー・1ボギーの安定したゴルフを展開。「グリーンのスピードが速く、イメージ以上に伸びるので、タッチ感を大切にプレーしています。このコースは風がすごく強いイメージなので、落としどころを考えたり、頭を使わないといけないですね。自分のイメージするゴルフができたら達成感を感じられるコースです」という上原。明日も集中力を切らすことなく、徹底したコースマネジメントでツアー通算4勝目を目指す。


全美貞 (1位タイ:-1)
「今日は風が強くて難しかったけど、ショットが良かったです。パターはタッチが合わなかったですね。明日はスコアのことは全く考えてません。自分のゴルフをするだけです」。

イ ボミ (4位:イーブンパー)
「風が強くてパッティングが難しかったし、クラブ選択に苦労しました。グリーンが速くて、届かなくてカップのふちに止まったと思ったボールが最後の一転がりでカップインした場面が3回ありました。昨日今日と難しかったので明日も難しいでしょうから、一打一打自分のプレーに集中したいと思います」。

吉田弓美子 (5位タイ:+1)
「この難しい天候のなかでよくがんばったと思います。(前半ボギーが2つ先行して)今日はチャンスが来ることはないけど、粘ることはできると思ってプレーしました。今日をしのげば明日挽回するチャンスはある、と思っていたらバーディーが来ましたね。3オーバーはよくがんばったと思います。(プレー中のマスクは?)花粉症対策です。マスクの中は大洪水でした(笑)。小中学校の頃から花粉症で、春先は調子が出ないんです…。そういう意味でも今日はよく頑張ったと思います。(明日は)パーで上がれなかった今日のリベンジをしたいですね。チャンスを自分で作っていきたいと思います」。

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