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2012.4.14

西陣レディスクラシック 2日目

2012年度LPGAツアー第6戦『西陣レディスクラシック』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が、熊本空港カントリークラブ(6,482yard、Par72)で開催された。

 天候:曇り、気温:13.5℃、風速2.4m。全組のスタートが終わるぐらいまで小雨が降ったりやんだり、気温も上がらず肌寒さを感じるスタートとなったが、15時くらいから太陽も顔を出し、一気に気温も上昇。不安定な天候のなか行われた2日目。そのなか2位タイからスタートした若林舞衣子が5バーディー・3ボギーで通算4アンダーとし、リエスド(韓国)とともに首位に立った。1打差の3位には大江香織、さらに1打差の4位タイにはこの日のベストスコア・66ストロークをマークした金田久美子、有村智恵、藤野オリエ、イボミ(韓国)の4人が続く。ディフェンディングチャンピオンの不動裕理と地元熊本出身の笠りつ子は通算5オーバーの49位タイで辛くも予選通過した。

 2位からスタートした若林は、前半からバーディーを重ね、一時は3打差をつけての首位に。そのまま独走状態になるかと思われたが、14、18番ホールをボギーとし、通算4アンダーの首位タイでホールアウト。「今日も途中まではいいゴルフができました。後半はショットが乱れてパットも外して悪いイメージがでていいゴルフができなかったです。14番のパットは、最初から違うところにでて…。もう少し時間をかければよかったです。18番はティショットを右の林に入れて、そこから無理をしてしまいました。このことを考えるとナイスボギーでした」と前向きに捉えている様子。昨年は不振に陥り賞金ランキングは53位。ボーダーラインぎりぎりでシード権を守る苦しいシーズンとなったが、明日は「優勝を意識してプレーしたいです。優勝したいです」と意気込み、約3年半ぶりの優勝が期待される明日のプレーに注目が集まる。

 一方、最終18番をバーディーとして、首位の座を守ったリ。「今日はあまりパットが入らなくて苦戦しました。集中力が途切れたときにボギーとしてしまいました」と反省。それでも、最終ホールのバーディーは明日に向けて気持ちを切り替えるには絶好のバーディーとなったようで「明日は、気持ちを新たにしてプレーしたいです。私はクリスチャンなのですが、明日神様を信じて一生懸命プレーしたら、きっと神様が微笑んでくれると信じています」と日本ツアー初優勝に向けて、さっそく練習場に足を運び、納得いくまで練習をしていた。

大江香織 (3位タイ:-3)
「思ったよりも上手くすすんだというか、ミスしても良い方向にいきました。このコースは3回目です。(ショットもパットも)両方とも良かったです。調子自体はあまり良くなくて、ショットもスイングもあまりしっくりきていませんが、パッティングでカバーしたかなと思います。球はまっすぐにいっていますが、自分の中ではあんまり。今週は予選が通るかなと思っていたので、自分でもびっくりです。(良い位置からの最終日で)私は力んじゃうと曲がりだすので、この2日間のように気楽に力を抜けていけたらと思います」。

有村智恵 (4位タイ:-2)
「(18番のダブルボギーは)仕方ないです。少しライが薄かったのと、下に砂があったので、条件が悪かったです。今年に入ってウェッジの距離が合ってなくて、自信がなかったのが最後に出てしまいました。3試合目で優勝争いができているのはプラスだと思います。自信をもってティーグランドに立てる様にしっかり集中したいです」。

金田久美子 (4位タイ:-2)
「今日はショットがすごく良く、アイアンのイメージが良かったです。昨日も自分の感覚的には良かったんですけど、全部が全部ってわけではなかったんで。(練習内容の変化は?)最近は最後の最後までショットもパットもしています。優勝してからの方が練習量は多いですね。結果がすぐに出ないとわかったので、積み重ねかなと思うようになりました。(明日は?)いきます!今日のことは忘れて。焦ってどこかでバーディーを取らなきゃという気持ちを抑えて明日は明日という気持ちで」。

佐伯三貴 (8位タイ:-1)
「18番もいいショットだったんですけど、最後のボギーは残念です。全体的には良かったので満足です。まだまだみんな伸ばすんで、今日のプレーができれば明日は優勝争いができると思います。いい感じで前半ターンしたんで、後半が悔しいです。修正をして明日に臨みたいです。(優勝した)先週の方が入れなくてはいけないパーパットが入っていました。今週もそんなに悪くはないのです。自分のベストを尽くして優勝争いができればいいです」。

横峯さくら (22位タイ:+1)
「チャンスというチャンスが少なかったですね。(60台のスコアを出すには?)気持ち的には攻めたいんですけど、グリーンが硬いので攻めきれないです。左に行かなくなったのは大きいですね。修正できていると思います。(トップと5打差)一つでも近づきたいと思います」。

 

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