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2019.8.10

ペソンウ meijiに恋して10年越しの悲願

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー23戦『北海道 meiji カップ』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)大会第2日が8月10日、北海道北広島市・札幌国際カントリークラブ島松コース(6,531ヤード/パー72)で行われた。首位はこの日も好調のペソンウ。通算9アンダーでLPGAツアー初優勝を狙う。2打差の通算7アンダー、2位は鈴木愛、アンソンジュ、テレサ・ルー。注目の渋野日向子は通算4アンダー、9位タイから大逆転Vを目指す。(天候:曇り 気温:17.7℃ 風速:3.9m/s)

 そろそろグッドルーザーを卒業する頃合いか。今季、2位3回、3位2回のぺソンウが首位で最終日へ向かう。渋野日向子、原英莉花−黄金世代と初Vを争った。デッドヒートのバトルにギャラリーも興奮。しかし、良き敗者で終わっている。

 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで、渋野とのマッチレースは大会史上に残る名勝負のひとつだろう。「渋野さんは、素晴らしい素質をもっています。あの時は、全力を出し切っても届かなかった。全英女子オープンでも優勝。良い相手と、良い勝負ができたことを誇らしく思っている」とうれしそうに振り返った。その上で、「優勝争いを何度もしていれば、優勝のチャンスが来ると信じている。それは、いつかはわからないけど、必ずつかみたい。あすなら、すごくうれしいですけどね」。

 第2日は、超攻撃的スタイルで7バーディーを奪った。際立ったのは18番。絶妙なSWの第3打だ。「狙いました。うまくスピンがかかって…」。90センチにつけ、バーディーフィニッシュする。今大会の出場は、10年越しの願い。2009年、中学生時代にテレビ観戦し、強烈なインパクトを受けた。「全美貞選手が優勝。お菓子をもらうシーンがすごく印象的でした。私も、いつかは大会へ出場したいと思いました。明治のお菓子と聞いただけで、幸せな気持ちになる。夢のようです」と話した。

 ごひいきの商品は、マカダミアチョコレート。「子どもたちへ、たくさんプレゼントして、喜ぶ顔が見たい」と、5ラウンド継続中の60台のスコアに満足そうな表情を浮かべた。

(メディア管理部・森谷 清)

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