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2019.8.28

小祝さくら 目覚めが握るV争い

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)

 第1日のスタートは午前7時15分。早起きはプロゴルファーの宿命でも、「朝が苦手。眠気がとれず、スキッとしないうちにラウンドが終わってしまうこともある」と話した。遠まわしではなく、ストレートに伝える。「眠気が勝って、体は動きにくいし、やりにくいですね」。目覚めを改善する対策は、「特にありません」と即答した。となれば、第1日さえ乗り切れば、良いわけだ。

 ましてや今大会は、ホステスプロという重要な役割がある。2年連続予選落ちを喫しているだけに、今年こそ真価をアピールしなければならない。「とにかく難しいコースという印象ばかりが、頭に残っている」と、ごく控えめな発言は苦手意識が先行しているからだ。しかし、今季は、サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントで待望のLPGAツアー初優勝を飾った。黄金世代を代表する選手のひとりとして、さらなる存在を披露したいところだ。

 「アイアンショットがスピンをかけ、グリーンに止まるボールを打てるようになっている。以前よりパーオンの確率が高い。また、アプローチもカップに寄るようになってきた。例年と違って、グリーンがちょっと重い。ティーイングエリアが変更されているから、コースの感じがちょっと違う。そういう意味で、チャンスがあると思います」と気分を一新した。

 ましてや、地元の北海道の大会だ。「今年こそ、しっかりと結果を残したい。第1日が大事です」。早朝の笑顔をファンが期待し、コースへ訪れる。早起きこそ、2勝目への近道だろう。

(メディア管理部・中山 亜子)

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