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2012.8.18

CAT Ladies 2日目

服部真夕、森田理香子ら5選手が首位に並ぶ大混戦

 2012年度LPGAツアー第22戦『CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の2日目が、神奈川県箱根町の大箱根カントリークラブ(6,687Yards/Par73)で開催された。

 天候:雨、気温:24.0℃、風速:2.5m。2日目は全組のスタートが終了したころ、雷雲接近の影響で競技を一時中断。約2時間後の12:30に競技を再開し、17時過ぎに全ての組が無事ホールアウト。日中の雷雨から夕方の快晴と、目まぐるしく天候が変わるなかでの競技となった。

 7アンダーの首位には服部真夕、森田理香子、吉田弓美子、オナリン・サタヤパンボット(タイ)、イボミ(韓国)の5選手がひしめく大混戦。1打差の6位タイには斉藤愛璃、福嶋浩子が続いている。ディフェンディングチャンピオンの有村智恵は通算1オーバーの40位タイで決勝ラウンドに進んだ。

 この日7バーディー・1ボギーとスコアを6つ伸ばした服部真夕。先週はパッティングに苦しみ今季初めて予選落ちを喫したが、「(パッティングの時に)重心が真ん中になり過ぎてたかなと思い、左足に重心を置くように意識しました」と自分自身でズレを修正し、今日の快進撃につなげた。自身初のシーズン2勝目のチャンスに「もちろん勝ちたい気持ちはすごくあるので、気持ちが行き過ぎないように意識して、自分自身精一杯のゴルフができるように、あと一日頑張るだけです」と冷静に優勝を見据える。

 最終組でスタートした森田理香子はこの日も3つスコアを伸ばし、前日からの首位をキープ。2日目のラウンドを「取れるところで取れなかったのはあるし、ショットも曲がってたし、良い所はあまり挙げられない」と振り返ったが、要所要所でバーディーを沈め着実にスコアを作ってみせた。明日は同門の服部と優勝を争うことになるが、「岡本(綾子)さんの下で学んでいることは一緒なので、お互いに学んできたことを精一杯出せたらと思います」と、ライバルとの優勝争いに目を輝かせた。

 先週の初優勝で勢いにのる吉田弓美子は5バーディー・ノーボギーと完璧なゴルフを披露。「予選通過を目指して頑張ってたので出来すぎかなと思うけど、スコアボードの一番上に後輩の斉藤(愛璃)の名前があったので、なんとか一緒に回れるように頑張りました」と、母校の後輩の活躍が刺激となった。明日はツアー史上3人目の『初優勝からの2戦連続優勝』の快挙がかかるが、「あまり意識はしてないです。今シーズンベストが先週の11アンダーなので、明日は12アンダーを目指して頑張りたい。それで優勝できなければ悔いはないです」と、自分自身との戦いに徹する構えだ。


オナリン・サタヤバンポット (1位タイ:-7)
「(この日のベストスコア66をマーク)今日はチャンスが多かった分、昨日よりパッティングのミスは多かったと思いました。でもグリーンを外した時にしっかりパーを取れているし、チップインが2回あったのもよかった。今週はショットがすごく良いです。最終日も初日、2日目と同じリズムでやりたいです」。

イボミ (1位タイ:-7)
「今日は出だしのパー5で2オンしたし、連続バーディーで発進できたのでいい気分でプレーできました。中断してからはショットがブレてきたけど、最期までよく我慢できたと思います。優勝を狙うと緊張してしまうので、明日は優勝のことは頭に入れないで一打一打に集中したいと思います」。

斉藤愛璃 (6位タイ:-6)
「今日は昨日みたいにショットが特別良かったわけではないけど、ゴルフの流れとして1.5mくらいのパットをしぶとく決めることができたので、自分の目標とする粘り強いゴルフができたと思います。緊張はしなかったです。森田さんとは小5の時以来ずっと回ってなくて、今日は理香子と何年かぶりにラウンドできるのが楽しみでしたし、福嶋(晃子)さんも飛ばすので、緊張というより楽しんでやっていこうと思ってました」。

福島浩子 (6位タイ:-6)
「今日はパットがよく入ってくれました。それが一番大きいです。先週はパッティングが悪くて悩んで悩んで、今週はいい形で打つことができているので、ミスヒットが少ないので外れても悪い感じがしないです。今週のコースは芝目が強いので、ハウスキャディーさんに助けられてます。明日は緊張すると思うし力も入ると思うけど、緊張感を楽しみながらやりたいですね」。

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