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2012.8.26

ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日

アンソンジュがツアー通算10勝目

 2012年度LPGAツアー第23戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の大会最終日が、北海道苫小牧市の桂ゴルフ倶楽部(6,477Yards/Par72)で行われた。

 天候:曇り時々雨、気温:22.2℃、風速:1.9m。時折小雨が降ったものの、比較的穏やかな天候で行われた最終日。2位に2打のリードをつけてスタートしたアンソンジュ(韓国)は、6番でボギーが先行するものの、その後はバーディーを重ねて後続を振り切り、通算14アンダーで節目のツアー通算10勝目を飾った。2打差の2位には全美貞(ジョンミジョン・韓国)、5打差の3位タイには森田理香子、姜秀衍(カンスーヨン・韓国)が入った。

 「難しいイメージのあるこのコースで、こういう良いスコアで勝てたのが嬉しい」ですと語ったアン。スタートホールでは珍しく緊張した様子をみせ、6番ホールでボギー。一時は首位に並ばれる場面もあったが、「キャディーさんに“気持ちが逃げている”と言われて、それからは逃げないと思ってやりました」と気合を入れ直して攻めのゴルフを展開。難度の高い8番、9番ホールでも果敢にピンを狙い、バーディーを奪った。「以前はトップでスタートして悪いプレーじゃないのに、周りの選手が上手で2位や3位になったりで、負けた気持ちが強かったです。でも今日は自分に負けないようにプレーしました」と後半に入っても攻めの姿勢は崩さず、後続の追い上げを振り切った。シーズン前半は手首の故障や体調不良で成績が低迷していたが、2年連続賞金女王に輝いた昨年までの強さが再び戻ってきた。「優勝する前は体調も悪く、少し自信が無かったですけど、体調も戻ってきてこうして優勝することが出来て、ゴルフが楽しいです。この後はメジャー大会もありますし、残りの試合は自信を持ってやりたいと思います」と万全の態勢でメジャーに臨む。


全美貞 (2位:-12)
「今日は全体的に良いプレーだったと思います。(優勝争いは)あんまり意識してなかったです。自分のプレーに集中してやっていたので。(16番のボギーは)仕方ないですね。パットが最後変な切れ方だったので、自然に負けたと思います。今年はここまでいい流れできているし、これからも自信を持って楽しくプレーしていきたいです」。

森田理香子 (3位タイ:-9)
「ショットは結構荒れてたけど、ナイスボギーやナイスパーもあったので、今日はパットに助けられました。ショットの調子からいうと良くなかったけど、今日はパッティングが良かったからこのスコアにつながったかなと。悪いなりに前よりは曲がらなくなったし、以前のように何でもかんでもピンを狙わないで冷静に考えられるようになりました。今週も上がりのホールで攻めていくと罠にハマるホールがあるので、そういうところを考えて冷静に出来ました」。

穴井詩 (5位:-8)
「後半はパーを取るのがやっとでした。全然手が動かなかったです。精神的なもので大事にいきたいという表れだったんですかね…。スタート前は緊張で吐き気がしてました。(11番で首位に並んで)これからだと思ったんですけど、全体的にショットが引っかけ気味で入ってしまって、それとの戦いになってしまいました。(5位フィニッシュは自己ベスト)結果的にはそうですが、優勝争いとは言えない感じになってしまったので、やっぱり悔しいですね。もうちょっと最後まで戦いたかったです」。

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