2012.9.3
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 開催!
LPGAツアー公式戦『日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が9月6日(木)から9日(日)の4日間、滋賀県甲賀市のタラオカントリークラブ(6,670Yards/Par72)で開催される。
女子プロゴルファー日本一を決めるこの大会は、1968年に第1回大会を開催。今年で45回目を数え、日本の女子ゴルフトーナメントとしては、最も長い歴史と伝統を誇る。今大会の会場となるタラオカントリークラブは、クラブハウスから多くのホールが見渡せる壮大な景色と、広大な敷地内に贅沢に配置された池、そして最高の状態に仕上げられた美しい緑のフェアウェイが敷かれた滋賀県でも屈指のチャンピオンコース。まさに45回目を迎える伝統ある選手権大会の開催にふさわしい舞台といえるだろう。
そしてゴルフコースとしては日本最大の500万㎡という敷地面積を有するこのクラブには、通常7つのコースが取れるであろうこの広大な土地に対し、ゴルフ場に適した箇所だけを使い36ホールが配されている。クラブハウスからは9つのホールを見渡すことができる一大パノラマが開け、来場する多くのゴルファーを魅了している。
大会で使用する西コースは、18ホール中11ホールが池に絡む戦略性の高い設計で、更にビーチバンカー・2段フェアウェイ・浮島風グリーンなどが難易度と景観を高めている。とくにバックナインに入り12番からは、シビアなショットが求められる難関ホールが続き、メジャートーナメントならではの厳しくタフなコースセッティングでさらに難易度を増している。6,670ヤード・パー72。精度の高いティショットとアイアンショットの方向性・距離感。また難グリーンを制するためのパッティング。メジャーを戦う体力と強靭な精神力。プレーヤーには真の実力が求められる。
主な出場選手はディフェンディングチャンピオンの三塚優子をはじめ、歴代優勝者からは藤田幸希(2010)、諸見里しのぶ(2009)、辛炫周(2008)、飯島茜(2007)、不動裕理(2003・2005)、福嶋晃子(1997)、高村亜紀(1995・2000)、そして現在賞金ランキングトップを走る全美貞、アンソンジュ、服部真夕、笠りつ子、有村智恵、佐伯三貴、李知姫、森田理香子、イボミ、横峯さくらなど、国内女子ツアーでは最多となる総勢132名が優勝をかけて争う。
昨年の大会は三塚優子が最終日に首位を逆転し、公式戦初制覇。2009年のツアー開幕戦以来2年半ぶりとなる、涙のツアー4勝目を飾った。ホールアウト後のインタビューでは「大会2日目は亡くなった父の誕生日でした。やっぱりメジャーで勝つのを本人の前で見せたかったです、心残りだったので、亡くなったあとでも父のために勝つんだという気持ちでした」と、最愛の父に捧げる優勝に大粒の涙を流していた。
"選手権"という大舞台、タラオCCのセッティング、プレーヤーはどんな戦略でティインググラウンドに上がり、どんな戦術でコースに立ち向かうのか、勝者に求められる厳しい条件をクリアした者だけが真のチャンピオンとなり得る。女子プロゴルファーNo.1の座をかけて、今週木曜日に熱戦の火蓋が切って落とされる。
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