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2012.9.22

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目

茂木宏美が通算10アンダーで単独首位に浮上

 2012年度LPGAツアー第27戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が、宮城県宮城郡利府町の利府ゴルフ倶楽部(6,498Yards/Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:22.9℃、風速:2.5m。朝方の肌寒さから一転し、午後は強い日差しが降り注いだ2日目。絶好のコンディションに各選手がスコアを伸ばすなか、首位と1打差の3位タイからスタートした茂木宏美がこの日6バーディー・ノーボギーの66をマークし、単独首位に立った。1打差の2位タイには森田理香子とリエスド(韓国)が続いている。

 コースレコードの64が飛び出すなど、軒並み好スコアが出た2日目。最終組からスタートした茂木は2番、4番でバーディーを奪うと、その後も安定したプレーでスコアを伸ばし、単独首位で2日目を終えた。「ショットは先週凄く悪かったので、今週会場に来て基本に戻って修正したらうまくいきましたね。グリーンも例年に比べると、比較的柔らかいし、その分、スコアが伸びているんだと思います」と好スコアの要因を分析した。明日は1年4ヶ月ぶりの優勝がかかるが、「春先は良かったですけど、ここのところ調子が悪いので欲をかかずにやりたいと思います。明日はみんなビッグスコアを出すと思いますし、15アンダーにいかに近づくかで頑張りたいです」と抱負を語った。

 そして前半から猛然とバーディーラッシュをかけた森田理香子。前半は5バーディーの31とすると、後半に入ってもその勢いは衰えず、最終18番パー5では見事2オンに成功し、バーディー。結局コースレコードの64をマークする会心のゴルフで、首位と1打差の好位置につけた。「最近はショットも良くなかったですし、パターも短いのを何回か外したりしていたので、(師匠の)岡本さんや表純子さんに見て頂きました。アドレスで右を向いていると言われて、思い出した訳ではないんですけど、感覚が戻ってきている感じです」と浮上のきっかけを掴み、徐々に調子を上げてきた。「去年より絶対に良くなっていると思いますし、私もプロになって5年目。これまで学んできたこともありますし、そろそろ…」と2年ぶりの優勝は目前。「明日もショットがついてバーディーが取れたらと思います。ただ、ティーショットがラフに行く事が多くて、今日はライが良かったので、明日はきっちりフェアウェイをキープして、見ている人が心配しないようなゴルフをしたいです」とティーショットを課題に挙げた。

リエスド (2位タイ:-9)
「今日は楽しく、思った通りにプレーができて良かったです。調子の良い状態が続いていて、2ヶ月前から優勝を意識しながらプレーしています。練習したものと、自分が思っていることができてきました。明日も優勝を目指してプレーしたいです」。

金田愛子 (4位タイ:-7)
「出だしから良いスタートが切れました。(同組の)不動さんも茂木さんも良いプレースタイルなので、1つ1つのプレーが見ているだけで刺激になり、すごく楽しかったです。自分も良いプレーができました。自分のリズムだけ意識してプレーすることを心がけていたので、好調を維持できたんだと思います。最終組でアンダーパーでまわれて、良い経験をさせてもらいました。優勝争いできる位置で明日も戦えますが、私は自分のやれることをやるだけです。目の前のことに集中してプレーします」。

佐伯三貴 (7位タイ:-6)
「誕生日をノーボギーでまわれたのはとても嬉しいです。2番、3番のバーディーで波に乗れたんですが、もっとスコアを伸ばすこともできました。でも、これがゴルフです。ショットはばらついていましたが、うまくまとめられたと思います。(宮城でのプレーについては?)久しぶりに宮城での大会に出て、良いポジションで戦えてきているので、明日良いプレーをして、宮城の人々に何かを伝えられたらと思っています。18番でバーディーパットを決められたことで、明日に繋げられると思いました」。

横峯さくら (10位タイ:-5)
「感触はまだしっくりときませんが、昨日より今日というように少しずつ良くなってきていると思います。ドライバーのミスは少しラフに入るくらいでした。スイングプレーンをなおすという大きなことをやっている割には、結構早くスイングが改善されてきているなと感じています。ゴルフは何が起きるかわかりません。私は自分のやるべきことをやるだけです」。

有村智恵 (10位タイ:-5)
「一生、バーディーが取れないかと思いました。ショットはほとんど問題なかったのですが、チャンスにつけたパットをことごとく外してしまいました。14番で2メートル弱のバーディーパットを決められたことがきっかけで、3連続バーディーが取れました。応援に来てくださったお客さんにたくさんのため息をつかせてしまいました。明日は良い歓声が聞けるように頑張ります」。

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