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2012.11.22

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 1日目

横峯さくらとイボミが首位発進

 2012年度LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の大会初日が、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,467Yards/Par72)で開催された。

 天候:雨、気温:14.7℃、風速:1.3m。今年度のLPGAツアー優勝者と賞金ランキング上位25名、ワールドランキング上位のツアー登録選手など、限られた30名の選手のみで行われた大会初日。朝から降り続く小雨のなか、今季初優勝を目指す横峯さくらが5バーディー・ノーボギーの67をマーク。韓国のイボミと並び、首位タイの好スタートを切った。ディフェンディングチャンピオンで今季賞金女王の全美貞(ジョンミジョン・韓国)は首位と3打差の4位タイにつけている。

 首位に立った横峯さくらは「前半はすごく我慢のゴルフでした」と3番ホールではティーショットが木の下に行き、20mのパットが残るなど、次々とピンチを迎えたが、これをすべてパーで乗り切ると、9番ではこの日初となるバーディー。「しっかり耐えることが出来たので後半に繋がりました」と後半は着実にチャンスをモノにし、4バーディーを奪った。「このコースでノーボギーは嬉しいですね」と、2006年大会の第2ラウンド以来となるノーボギーラウンドに充実の笑顔を見せた。2005年から毎年優勝を重ねている横峯だが、今年は未だに勝利なし。「周りの声もありますし、優勝したい気持ちは私が一番強いと思っています。結果はなるようにしかならないですし、一打一打頑張るしか無いです」と、練習拠点を置く宮崎での優勝に向けて力が入る。「今のショットの調子だと、優勝はちょっと厳しいので、もっと自分のショットに自信が持てるように調整したいです。今は好調時の75%から80%までは来ているので、90%から95%に持っていけるようにしたいですね。(明日以降も)フェードボールが打てていたら良いと思います」と3度目の大会制覇に向け、さらに調子を上げていきたい。

 そして今大会初出場ながらも高麗グリーンを攻略し、首位に立ったイボミ。「今日は自分でも本当によく頑張ったと思います」と、この日は横峯と同じくノーボギーでのラウンド。「練習ラウンドの時は風が強く難しく感じましたが、今日は雨は振っていましたけど、風は吹いていなかったので良いプレーが出来ました。ショットの調子も良かったですね」と、ここ数試合は好調をキープしている。「この大会で上位に入れば、賞金ランキングでもさらに上にいけるので、今週はそれを目標にしています。頑張って、優勝できたら良いですね」と早くも初のメジャータイトル獲得へ自信を覗かせていた。


李知姫 (3位:-4)
「今日は雨が降っていてグリーンが止まりやすくなっていたし、スピードも速くなっていたのでスコアが良かったと思います。火曜日のプロアマの時からは全然変わっていましたね。今年もリコーカップに出場できたことは嬉しいです。今年はあまりいい成績を残せていないので、最後にいい成績を出したいですね。優勝争いが出来るように最後まで集中してやっていきたいです」。

佐伯三貴 (4位タイ:-2)
「普段の宮崎CCは風が強くて難しいけど、今日は雨で風がなかったので回りやすかったです。グリーンも雨のおかげで普段よりはちょっとやさしかったですね。(2週連続優勝へ向けて)まだ3日間あるし、初日としては良いスタートだと思います。明日も天気は変わるし、一打一打集中して頑張りたいです」。

茂木宏美 (4位タイ:-2)
「今日は落ち着いてプレーできたと思います。(後半は2つのロングホールでともにバーディー)このコースは我慢して我慢して、ロングでキッチリ取っていくというのが攻め方だと思ってるので、後半は思い描いたとおりのゴルフが出来たかなと思います。メジャーなので(優勝を)取りたい気持ちはありますけど、このコースは気持ちが前に出てはいけないということは何回も出場して痛いほどわかってるので…。(明日は)今日の後半みたいなゴルフを前半から出来れば最高だと思います」。

全美貞 (4位タイ:-2)
「後半はちょっと惜しいパットがあったけど、とりあえずアンダーで回れてよかったと思います。内容はまあまあ良かったと思うけど、パッティングがちょっと合ってなかったので、残り3日間、パットを修正してロースコアで回りたいと思います」。

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