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2019.10.25

渋野日向子 バウンスバックが蘇る

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)第2日

 第2日は波乱の幕開けだった。渋野日向子のスタート時間は10時15分。ティーオフ前に、降雨により競技中断を余儀なくされた。結局、3ホールを未消化で終えている。

 この日は1番で、バーディーパットを沈め、15番までに6つのバーディーを奪取。特に、印象深かったのは13番のボギーの後、続く14番で取り返したことだろう。「バウンスバックが、久しぶりの感じがした」と表情は明るい。

 では、昨日と違った点は何か。「パッティングの距離感が合いました。下りの距離感も良い感じ」とボルテージが上がる。さらに、「前半でチャンスをいくつか外したけど後半、うまく決まったから、良い感じだなと思います。ショットも悪くはない。うまく修正できている」と振り返った。

 ということで、「サスペンデッドになりましたけど、あと2日と3ホールを良い形で終わりたい」。首位とは6打差。爆発力は、8打差を1日で大逆転したデサントレディース東海クラシックで実証済みだ。決めのひとことも素晴らしい。「きょうの感覚を忘れないように、寝ます」。果報は寝て待つ。戦闘準備は整った。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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