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2013.3.30

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2日目

プロ3年目の堀奈津佳が自己ベストの64をマークし、単独首位に浮上

 2013年度LPGAツアー第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会2日目が、宮崎県宮崎市のUMKカントリークラブ(6,470yard/par72)で行なわれた。

 天候:晴れ、気温:17.8℃、風速:3.1m。穏やかな春の陽気に包まれた大会2日目。プロ3年目の堀奈津佳が10バーディー・2ボギーの64をマークし、通算11アンダーで単独首位に浮上。3打差の2位にこの日1位タイからスタートした大山志保がつけ、4打差の3位で野村敏京が追っている。

 「ビックリしました。今日一日何をやっても全てうまく行って、夢のような時間でした」と会心のラウンドを振り返った堀奈津佳。「私はショットでピンを狙うのが好きなんですが、今日はいつもに増してピンしか見えなかったです。グリーンでもカップしか見えなかった」と無我夢中で自己ベストを叩きだした。「スコアボードの一番上に自分の名前があって、不思議な感じです。実感が無いし、本当に夢のよう」と初の単独首位に戸惑った様子。それでも「途中でスコアボードを見て、出来るだけ2位との差を広げておきたいと思いました」とステップ・アップ・ツアー2勝の経験を生かし、最後まで気を緩める事無く、連続バーディーでこの日を締めくくった。「先週はピンを狙うゴルフが裏目に出てしまい、2日目に崩れましたけど、今週はショットのイメージが鮮明に出来ているし、今日はそれを通り越した感じでした」。明日は初の首位で迎える最終日・最終組。「昨年はステップ・アップ・ツアーで勝たなければレギュラーツアーに出られない状況で勝つことが出来て、精神的にも成長しました。初めての優勝争いですし、すごく緊張するとは思いますけど、ピンを狙って行きたい」と力強く語った。


大山志保 (2位:-8)
「(アイアンの調子は?)ずっといいです。ドライバーも調子が良いです。アプローチも良いし、本当にパットだけですね。パットがいつものように打てればビッグスコアが出ると思います。(トップと3打差ですが?)3打差…。1打は大きいですけど、18ホールで何が起きるかはわからないので、1位しか目指していないし、どんなことがあっても最後まで諦めずにやりたい。地元で、初めての大会で、自分にとっては復活になるんですが、優勝したいです」。

野村敏京 (3位:-7)
「(2日間ナイスプレー)ありがとうございます。でもゴルフは良い訳じゃないですが、悪いというわけ訳ではないです。ここは広くてプレーしやすいホールもあれば、狭く感じるホールもあるので…。私は飛ぶほうなので広いコースが好きです。(最終日・最終組で優勝を狙える位置ですが?)昨日、今日と同じように、楽しんで笑顔でプレーをしたいです。私の目標は笑顔で楽しくプレーすることなので、明日も自分の出来るベストのプレーをしてホールアウトしたいです」。

森田理香子 (4位タイ:-6)
「今日はショットがブレブレでした。どちらかに大きくブレたのではなくて、左右にちょっとずつブレていました。今日は結構ついていたところもありましたが、獲れなくて…。上のスコアを見たら、もったいないと思うけど、明日もあるので。明日また頑張ります」。

菊地絵理香 (4位タイ:-6)
「前半は本当に良いゴルフが出来ていましたけど、後半11番でもったいないボギーを叩いてしまって、13番でお先を外してしまって、自分で流れを止めてしまいました。そこからゴルフの流れも悪くなって、そのままいってしまいました。(最終組の1組前で初優勝も狙えますが?)ちょっと遠いですね。2位か3位狙いで頑張ります」。


なお、大会2日目終了後、堀奈津佳選手が大会初日に行った追加特別競技規則の処置の方法(拭いた球をリプレースせず、6インチ動かしてプレースしてプレー)について競技委員会に本人から確認があったが、委員会が事前に掲示した追加特別競技規則は、「拭いた球をリプレースしなければならない」と明記しておらず(※1)、処置の際に誤解を招く文章であったため、ゴルフ裁定集34-3(※2)により堀選手の誤所からのプレーの行為を無罰とした。

※1 追加特別競技規則抜粋
スルーザグリーンにある球は罰無しに拾い上げて拭くことができる。
球を拾い上げる前に、プレーヤーはその位置をマークしなければならない。
(マークしなかった場合は1打の罰)

※2 ゴルフ裁定集34-3
3.ローカルルールや競技の条件に関するガイダンス
委員会のメンバーやレフェリーが制定されているローカルルールや競技の条件のいずれかについて間違った情報を与えた場合、プレーヤーはその情報に基づいて行った行為に対する罰を免除されるべきである。この免除は、誤りが早い段階で修正され、その時点で免除を停止すべき場合を除いて、そのラウンド終了まで継続されるべきである。

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