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2019.11.2
翔んで埼玉 鈴木愛、今季5勝目へ-

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>
LPGAツアー第35戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円) 大会第2日が11月2日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース(6,585ヤード/パー72)で行われた。鈴木愛が通算10アンダーとスコアを伸ばし、単独首位で最終日を迎える。2位タイは通算9アンダーの申ジエ、小祝さくら、岡山絵里。プロデビュー戦の古江彩佳は、通算3オーバー、56位タイで予選落ちした。(天候:晴れ 気温:16℃ 風速:1.2m/s)
大混戦の首位争い。鈴木愛がデットヒート状態から、一歩抜け出した。残り5戦、掲げた目標が「追いつくためには、最低1勝。できれば、あと2勝はしたい」と賞金女王のタイトルへ執念を燃やす。
この日は、4バーディー、ノーボギーの68。安定したプレーを披露した。2日間でボギーは、たった1つだ。「このコースで、ボギーが少ないのは今年が初めてです。ピンチらしいピンチがない。2日間いいゴルフができている」と満足そうに話した。
自身の冠ともいえる、パッティングではピンクのヘッドが鮮やかに輝く。今季4勝目をあげた、ニトリレディスゴルフトーナメントで使用したものだ。「ヘッドが大きいほうが、ストロークが安定する。安心感が違う。ピンクのパターは、グリーンのイメージにピッタリきた」と信頼を寄せた。
最終日は、申ジエと最終組でプレー。2018年のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップの死闘が思い出される。「(申さんは)世界女王だから、楽しみもあるけど、やはり怖い。あの時は競り負けたけど、今度は絶対に勝ちたい」と振り返った。しかし、サロンパスカップの約1カ月後、ニチレイレディスでは申をプレーオフで下して、優勝を飾り、リベンジしている。負けず嫌いの証明だ。
今季はLPGAツアー最多の4勝。そのうち2勝が逃げ切りである。「逆転より、トップに立った時の方が、勝てる印象があります。だけど、優勝は接戦ばかり。ハイスコアを出して、大差で勝ってみたい」と、少しばかりぜいたくな願望を漏らす。埼玉初Vを狙う、ドラマチックレディのプレーは、必見だ。
(メディア管理部・森谷 清)
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