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2013.6.15

サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 3日目

 明日も魅せる 今日も魅せた 金田久美子のプロ哲学

 『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の3日目が、兵庫県神戸市の六甲ゴルフ倶楽部(6,537yards/par72)で行われた。69をマークし、単独首位に立ったのは金田久美子。1打差の通算7アンダーの2位は、リエスド(韓国)がつけ、通算6アンダーの3位グループに不動裕理、比嘉真美子、吉田弓美子の3人。賞金ランク首位の森田理香子は通算5アンダー、6位タイ。横峯さくらが前日とは一変、67をマークして、9位タイへ浮上した。
(天候:くもり時々雨 気温:23.4℃ 風速:1.4メートル ギャラリー:4,656人)

 この日の金田久美子は視線が違った。獲物を狙うようなジャガーの眼。それもそのはず。届いたばかりという「お気に入り」のヒョウ柄スカートを履いた。優勝へのターニングポイントといわれる第3日。1番のグリーン上で幸運を予感させる出来事があった。「カップの淵からコロンという感じでボールが入りました」。外れればボギー発進となり、気分は最悪となる。わずかなことが勝負の流れを変えるのが、ゴルフの不思議だ。そのひと転がりを引き寄せたのは、前日のホールアウト後のパッティング練習。「結構、やりました」と金田が胸を張っていう。5メートルまでの比較的、短い距離に重点を置き、フックラインを繰り返しストロークする。「この2日間、パッティングに自信がなかった。でも、練習をしたおかげで、いつのまにか自然にラインとタッチ、それからイメージと距離感を出せるようになりました。自分の感覚でプレーできたのが大きかったと思う」。

 スタート直前、小雨が降り出した。「すぐにやむと思っていた」そうだが、ホールを追うごとに雨が激しくなる。そんなタフなコンディションでも、調子がいいときは、天候も気にならない。当然、チャンスがそれほど多いというわけではなかったが、8番で7メートル、11番では、ハイライトとでもいうように、10メートルのロングパットを沈めた。バーディーは計3個だったが、ノーボギーのナイスプレー。「昔はパッティングが得意だったのに…」というのもご愛嬌か。一方、周囲が認めるファッションリーダー。現在はインナーを着用し、より肌を露出させないのが女子プロ界のトレンドだが、2日目はノースリーブのワンピースで登場。このタイプを着用するのは今季、2回目だ。「前回はかなり恥ずかしかったけど、今度は気にならない。日陰へ入ると涼しいし、こっちの方がいい。ただ、日焼けが-ですね…」。

 3日目は冒頭のようなヒョウ柄のスカート。それも、ひざ上が28センチというミニだった。関西では、「ヒョウ柄=大阪のおばちゃん」という公式ができあがっているという。「それは、知っています」といいながら、「かわいいでしょう。やっぱりアニマル系が好きですね。気持ちが上がりますよ」と本業以上にファッションの質問となるとボルテージが上がった。最終日は、初めて体験する首位で迎える最終組。「緊張するか、あすにならないとわからない。ただ、いえるのは、守っちゃダメ、それだけはいえます。そうすると、ボギーを打ちたくない気持ちばかりが強くなる。優勝は父の日のプレゼントとして意識するけど、バーディーを獲りに行きます」と宣言した。では、あすの勝負ウエアは? という質問に、アイドルのようにインタビュー用のマイクを握りなおし、「あす、起きた時の気分で決めます」。プレーで魅せて、ウエアでも魅せる。これが、プロフェッショナル精神。2年ぶりのツアー優勝は、いつやるか? 今でしょ! とでもいうようなムードを漂わせていた。

 

リ エスド (2位:-7)
「特に調子が悪くは無かったですが、後半パッティングが入らなかったです。(明日最終組)首位と何打差とかは気にしてないです。明日も最後まで自分のプレーをするのみ。明日もラウンドが楽しみです」。

吉田弓美子 (3位タイ:-6)
「(先週から体調不良)だいぶ良くなって、今は喉の痛みと鼻声だけです。あまり色々考えず打つことだけに集中しました。(急浮上で明日最終組)自分でも予想していなかった展開。1つでも上にいきたいです」。

不動裕理 (3位タイ:-6)
「昨日今シーズン初めての60台で、今日も60台が出せたので満足です。明日の目標は3日連続の60台。それと優勝です」。

比嘉真美子 (3位タイ:-6)
「ショットが曲がっていましたが、上手くリカバリーできました。今日のコンディションで1オーバーはナイスプレーかなと思います。まだ優勝争いに残っていますし。明日も自分のプレーをして、結果的に優勝できればいいです」。

森田理香子 (6位タイ:-5)
「耐えましたね。今日耐えたことはプラスになると思う。トップとはそこまで差は無いので、明日一生懸命やりたいです」。

横峯さくら (9位タイ:-3)
「パットが入ってくれたのがスコアに繋がりました。明日は一つでもスコアを伸ばして、一つでも順位を上げられれば」。

若林舞衣子 (2H ホールインワン)
「イメージ通り狙ったところに完璧なショットでした。1番がボギーだったので、ラッキーという感じでしたね(笑)」。

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