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2013.8.24

CAT Ladies 2日目

技の巧より年の功

 2013年度LPGAツアー第22戦『CAT Ladies』の第2日が、神奈川県足柄下郡箱根町の大箱根カントリークラブ(6,655ヤード/パー73)で開催され、前日首位の佐伯三貴と3位タイスタートの金ナリ(キムナリ・韓国)が通算11アンダーで並び、首位に立った。2打差の3位にナダエ(韓国)。3打差の4位タイには吉田弓美子ら4選手が続いている。(天候:曇り時々雨、気温:23.5℃、風速:3m)


 この日の最終組は佐伯三貴、ナダエ、辻梨恵の3選手。序盤はこの最終組が一進一退の攻防。そのなかでも終始試合の主導権を握ったのが首位に立った佐伯三貴だった。「今日はもったいないパットがたくさんあり、チャンスで決められなかったのが残念」と振り返るが、ショットが安定しないなか、要所で長い距離のバーディーパットをしっかりと決める。後半に入り、13番で辻がバーディーとして佐伯を捉えるが、ここからが本領発揮。15番では3mのバーディーパットを決めると、辻がボギー。17番では先に打った2人のラインをしっかりと確認し、7mのバーディーパットを決めて同組2人を突き放した。「調子がいいからスコアもいいとは限らない。私はその部分は気持ちでカバーしたと思います。(最後で2人を突き放したのは)技の巧より年の功ということで」と笑い飛ばした。「調子が良ければ明日もピンをガンガン狙っていくと思いますけど、昨日今日のプレーではそれは難しくなる。相手を見つつ付いていく感じで、バックナインで勝負したいです」と優勝への青写真を描いた。


 同じく首位タイに立った金ナリ。「雨の影響で今日はグリーンが柔らかかったので、ピンを直接狙って行きました」と積極的なプレーで出だしの1番ホールから3連続バーディー。4番こそボギーとしたが、11番からは再び3連続バーディーを奪うなど、ショットに復調を見せた。今シーズンは『スタジオアリス女子オープン』で優勝した以外はトップ10入りがなかったが、7月のオープンウィークにショットを修正。「8月初めくらいから徐々に良くなってきました」と手応えを掴んで臨んだ今大会だった。「今年は3勝することが目標なので、明日はチャンスだし頑張りたいです。ショットもパッティングも最後まで集中して頑張ります」と今シーズン2勝目を視野に入れた。


ナダエ (3位:-9)
「今日は昨日より集中できていなかったと思います。(首位と2打差で最終日)2打差は頑張ろうという気持ちになれる差だと思います。いつもと同じ気持ちで、平常心で臨みたいです。最後まで集中力が切れないように頑張ります」。

吉田弓美子 (4位タイ:-8)
「(去年からコースが得意に?)自信だけですかね。グリーンが難しいので、明日はグリーンを攻略できたら。(地元神奈川での応援は)今日は森田理香子ちゃんの応援のついでを貰えました(笑)。部活が一緒だった同級生が応援に来てくれました。神奈川だけに限らず“吉田頑張れ!”と言って頂けるので、その声を糧に頑張りたいです」。

笠りつ子 (4位タイ:-8)
「ボギーが2日間で、2個、2個あるので、そこが悔しいです。でもバーディーもけっこうとれているので、明日はいきたいです。(首位と3打差)3打差はあってないようなものなので、明日は自分のゴルフをして、流れがくれば勝てると思うので、引き寄せたいです」。

辻梨恵 (4位タイ:-8)
「今日は3パットが多くて…。ボギー全部です。パーオンはすべてしたけど、パッティングがタッチとラインが合わなかったですね。(佐伯さんと最終組で)昨日組合せを見て、嬉しかったですね。緊張しましたが、良いものを盗めたらと思って。(同じ年の比嘉さんが2勝して)やっぱり優勝したい気持ちはありますね」。

横峯さくら (10位タイ:-6)
「少しでも以前のスイングに近づくことが出来れば…。前のスイングが出来るようになったらバーディーも増えると思うので、今は我慢ですね。(17番はすごく長いバーディーパットで)端から端みたいなもので、20ヤードくらいありましたね。ビックリです。まさか入るとは思いませんでした」。

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