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2013.9.5

LPGAレジェンズチャンピオンシップ supported by エリエール 最終日

「私、優勝しちゃった!」 プロ20年目の大金寿子がレジェンズの頂点に

 2013年度LPGAレジェンズツアー公式戦 『LPGAレジェンズチャンピオンシップ supported by エリエール』の最終日が、福島県いわき市の五浦庭園カントリークラブ(6,116ヤード/パー72)で行われ、首位と3打差の5位タイからスタートした大金寿子が69とスコアを伸ばし、逆転で公式戦初優勝を飾った。1打差の2位に木村敏美。2打差の3位タイには西田智慧子とケイジャンヌが入った。(天候:曇り、気温:24.2℃、風速:5m)

 「もう一生優勝は無い。そういう人生だと思っていた」。一度は諦めかけた優勝の夢。レギュラーツアーでは1998年の『ダイキンオーキッドレディス』でプレーオフ負けの2位が最高成績。「あの時はプロになって間もなかったから、訳もわからずやっていました。そのあとは、もしチャンスが来たら頑張ろうと思っていたけど…」とその後は優勝争いに絡むことが出来ず、40歳を迎えた頃には体調を崩してしまい、思うようなプレーができなくなった。

 「競技ゴルフは、もうどうだろうと思いました」。そんな時、支えになったのがご主人の言葉。「お前はなんでも真剣にやらないとダメなタイプなんだから、QTでも競技でも、やるだけやってみろ」。そんな一言が支えになったという彼女は、レジェンズ参戦後も地道に練習を重ねてきたという。

 そして迎えた今回の晴れ舞台。初日はパットに助けられ、69の首位発進。2日目はそのパットに精細を欠き74。「あぁ、また普通の人になっちゃったと思いました」と首位とは3打差。もう優勝を諦めかけたが、最終日に勝利の女神が待っていた。「パターはまぁまぁでしたけど、ショットが昨日より絶好調。前半はすべてパーオンでした」と前半で2つのバーディーを奪うと、10番のバーディーでついに首位を捕らえる。その後も「同組の選手と楽しくラウンドすることが出来ました」と終始リラックスした表情。17番ではセカンドショットをミスし、20ヤードのアプローチを残すが、これをピン奥1メートルに寄せてパーセーブ。「あのパーは大きかったです」とこのパーが決め手となり、ついに夢にまで見た優勝の瞬間がやってきた。

 後続の2組は思うようにスコアを伸ばせず、大金の優勝が決定。「泣くとは思っていなかったけど、周りの人達が祝福してくれて」と大粒の涙が溢れ出た。

 「今日は10年以上ぶりに両親が応援に来てくれて。朝の練習の時に両親が居るのに気づいて、頑張ろうと思いました。両親の見ている前で優勝が出来るなんて一生ないと思っていたから、夢みたいです。夫には“私、優勝しちゃった!”と言いたいですね」。最後までプレーを見守った母・あやこさん(83歳)と父・博さん(82歳)と優勝を分かち合った彼女。「今回みたいなゴルフが出来ればステップ・アップ・ツアーでも20位くらいに入れるかも」と、視線の先は早くも次を見据えていた。


木村敏美 (2位:-3)

「譲っちゃったな~。優しいな~(笑)。先輩いいプレーしてたし、今週勝ちたいって気持ちが強かったんじゃないですか。先に先輩に譲らないとね。私はデビュー戦なんでね(笑)。やっぱり今年初めてだったからね、(練習ラウンド、プロアマと合わせて)5ラウンドってのが…。体力をつけるのが、今後の課題ですね」。

ケイジャンヌ (3位タイ:-2)
「今日はずっと振れてたんですけど、後半集中力が欠けてきて、ショットも乱れだして…。9番でトラブルがあってしょうがないボギーを叩いてしまったんですけど、でも14番の3パットが一番痛かったですね。また(ふくやカップと)同じですね。自分が嫌になりそうですけど、また来年に向けて頑張りたいです」。

西田智慧子 (3位タイ:-2)
「うちの組はグリーンが読めなくて、難しいパーパットが残ることが多かった。みんなシビアな感じだったかな。12番のショートが痛かったね。それまで、ショットが良かったんですけど、バンカーに入れちゃって…。運もなかったかな。もうちょっと上に行きたかったけど、スコア伸ばせなかったしね」。

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