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2013.10.27

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日

“女王は、2回獲ったらそれこそ本物”
横峯さくらが今季3勝目で自身5度目の年間1億円突破!

 LPGAツアー第31戦『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』の最終日が、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6,445ヤード/パー72)で行われた。

 単独首位からスタートした横峯さくらが4バーディー・3ボギーの71でリードを守りきり、今シーズン3勝目をマーク。自身5度目の年間獲得賞金1億円突破を達成し、メルセデス・ランキングでも首位に浮上した。3打差の2位にアンソンジュ(韓国)、4打差の3位タイには上田桃子とフォンシャンシャン(中国)が入った。(天候:晴れ、気温:17.3℃、風速:5.2メートル)


 5打のリードで迎えた最終日。単独首位からスタートした横峯さくらは「朝からドキドキでした」と優勝のプレッシャーのなか、ボギー先行の苦しいゴルフ。しかしこの日はプレーの内容ではなく"優勝"の2文字にこだわった。調子が悪いなか、5打のリードをどうやって守るか。出した結論は「もう全部パーでいいや」。前日のバーディーラッシュから一転の展開にも、「最後に終わって1打でも勝っていればそれでオッケー。自分の中でのOKライン(許容範囲)をかなり下げました」と瞬時に気持ちを切り替えた。


 気持ちの切り替えが成功し、再びリードを奪った横峯。しかし13番でボギーとし、その差は2打に縮まった。「やっちゃったと思いましたけど、まだ差があると思っていました」とここでも冷静な判断で、15、16番を連続バーディー。「15番のバーディー、あれは大きかったですね」というこのバーディーが決め手となり、優勝をグッと手繰り寄せた。

 「ふぅ~、良かったです」。優勝インタビューでは全力を出し切った安堵からか、思わず大きく息を吐いた。この優勝で自身5度目の年間獲得賞金1億円突破を達成。そして一時は4000万円以上あった森田理香子との賞金額差も、約400万円弱と一気に縮まった。「賞金女王の事はまだ私のなかではそんなにピンと来ていません。2009年に獲ったときは運や勢いもありました。でも女王は2回獲ったら、それこそ本物だと思います」。残りは5試合、女王になることの難しさを最も知る横峯が、"本物"の女王を目指してラストスパートをかける。


アンソンジュ (2位:-9)
「今日はもっとバーディーチャンスがあったけど、なかなか決められなくて…。ピンチでパーセーブ出来たところはよかったけど、満足できる一日ではなかったです。(今季残り試合は)ミズノクラシック以外は全部出る予定です。今週はドライバーがちょっと悪かったし、来週はフェアウェイキープが重要なコースなので、来週に向けて調整したいです」。

上田桃子 (3位タイ:-8)
「優勝をイメージしてのラウンドの中で攻め切ることが一週間やれなかったし、もうちょっと伸ばせるとこもあったので、そういうのをキチッと入れていけば。来週しっかり攻めて、この悔しい気持ちは来週に持っていきたいです。ずっと崖っぷちですから。そういう中でやってれば強くなるし、そういう状態で自分らしいゴルフをして、あとは結果を出したいです」。

フォンシャンシャン (3位タイ:-8)
「今日はショットが良かったのに、チャンスでパッティングが本当に入らなかったので、ちょっと悔しいです。3~4メートルのバーディーパットが10個あったのに3個しか入らなかったので、それでは優勝できないですね。来週のトーナメントは3回めの出場でコースもよく分かっているので、またトップ5を目標に頑張ります」。

大山志保 (5位タイ:-6)
「今日はパッティングを決め切れなかったですね。いつもより集中力が無かったからかな。でも、メンタル的にはこの3日間は久しぶりに気持ちを切らさずにプレー出来たので、そこが一番よかったところだと思います。(シーズンも残りわずか)出る試合でベストを尽くしてやって、リコーカップに出れたらいいですね。ミズノクラシックにでるかどうかはまだ迷っているので、明日決めます」。

成田美寿々 (5位タイ:-6)
「ノーボギーだったので、それが一番嬉しいです。今日は後半は風が強くて、昨日より難しかったです。2日目が終わって勝負出来る位置にいたので、最近予選落ちギリギリが続いてたので、今回はやりきった感があります」。

イボミ (7位タイ:-5)
「今日は朝起きてからコンディションがよかったので、もっと頑張りたかったです。(初めてのホステス大会)みなさん良くしてくださって、もっといい成績を出したかったので悔しいです。初日がもったいなかったと思います。でも今週は韓国からも応援に来てくれたし、日本のファンの方々もたくさん応援してくれて嬉しかったです。ショットはいい感じになってきたので、また頑張ります」。

森田理香子 (21位タイ:-1)
「出だし(3ホールで4オーバー)が残念ですね。(ショットは)何も悪くないです。ただフライヤーとかライが悪かったりとか、運が無かった。スイング的には悪くなかったと思います。今週は今週で、また来週から新鮮な気持ちでやっていきたいと思います。(賞金差が400万円弱にまで縮まったが)今、それは言わないでください。特に意識はしてないです」。

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