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2014.3.14

ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 1日目

初シード入りを狙う福田真未 強風の中、“考えるゴルフ”で首位発進

 2014年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円)第1日が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,232Yards/Par72)で開催され、3アンダーで藤本麻子、福田真未、宋ボベ(ソンボベ・韓国)が首位に立った。1打差の4位に一ノ瀬優希が続いている。(天候:晴れ、気温:11.9℃、風速:7.1メートル)



 ホールアウトした選手が口々に「風が難しかった」と答えたように、強風が吹き荒れた第1日。初のレギュラーツアー本格参戦となる福田真未が、自身初となる首位発進を決めた。「先週の沖縄も風が強くて、キャディさんと色々考えさせられた。その経験が今週に活かされています」と、先週からの取り組みが好スコアに繋がった。ツアー本格参戦を控えたこのオフも色々なことを“考えて”練習をしたという。例えばアプローチ。「これまではボールを上げること一辺倒だったのですが、それだけではダメだと思い、転がしなど色々練習をしました」というように、課題と感じていたショートゲームを徹底的に練習した。

「たくさんの選手の映像を見て、自分の中に取り入れるようにしました。ルークドナルド選手や、タイガー・ウッズ選手など…」動画を繰り返し見てイメージを焼き付けるなど、頭を使ったトレーニングにも積極的に取り組んだ。「合宿をしたのですが、半分ぐらい座学でしたね」とまさに勉強漬けのオフだったという。今季の目標は「シード権」。その目標に向け開幕2戦目の大会初日、まずは絶好のスタートを切った。オフに培った“考える”力は本物か。残り2日、この難コースでそれを証明したい。



藤本麻子 (1位タイ:-3)
「パッティングが上手くいきましたね。ショットが良くなくて、キャリーの距離感がまだ合っていない感じです。(良いスタートを切った去年のこの大会を思い出す?)人に言われて“そうだ!”って思い出します。昨日もプロアマでラウンドした方に“去年良かったですよね?”って言われて気が付きました。それぐらい難しいイメージのある大会なんですよ。(今季の目標は)春先に優勝したいというのはあります」。

宋ボベ (1位タイ:-3)
「今日はとにかくアイアンショットが良かったですね。その分ドライバーのミスが多かったんですけど、アイアンがドライバーのミスを上手くカバーしてくれました。特に風に乗ったのが良かったですね。(今年はQTからの参戦となるが?)だからと言って心境の変化はなく普通です。自分の状況でやり方を変えるということはありません。明日からもいつも通りの自分のゴルフをして、良い位置にいたいと思います」。

一ノ瀬優希 (4位:-2)
「(今日は難しい状況だったが?)風が舞っていてわからなかったですね。スコアを伸ばすのは難しいと思ったので、我慢して、慌てずパーを拾っていればチャンスが来ると思っていました。(先週のダイキンでは距離が出ていたが?)びっくりするくらい飛んでいましたね。でもゴルフの感覚は自分の中で不安が多かったです。今週は結果よりも自信を持って打つことを考えています」。

井上希 (5位タイ:-1)
前半はボールが動きそうで怖かったです。後半はチャンスを逃したので悔しいですね。昨年は主催者推薦のみの出場で、TVで見ることしかできなかったのが悔しかったです。初シードと初優勝が目標ですが、体力維持を一番に考えて、一年間しっかり戦い抜きたいですね。

葭葉ルミ (5位タイ:-1)
「(今日の自己評価は?)前半はパターが入らず、こういう日なのかな…と。ハーフを終了し、そこでパターの練習をしてから、後半のアウトは6番まで1パット。ボールと身体の距離が遠かったので、そこを近づけたのがいい結果になっていきました。(今シーズンの目標は?)ツアーで1勝を挙げることを目標にしています。1年間フル参戦というのも初めてですし、どのくらい攻めていいのかわからないところがありますが、それが武器になってくれればいいなと思っています」。

森田理香子 (12位タイ:+1) 
「(風が大変だった?)フォローだと思ったらアゲンストだったり、その逆にもなったり…。真逆の風が多すぎて、“アレッ”っていうことが多かったです。ショット自体は悪くなかったんですが、パッティングも読めずにしっくりとこなかったので、明日も気を付けてやっていきたいです。(4番のダボは?)悪かったことは忘れようと…。だから忘れちゃいました(笑)」。

森田遥 (12位タイ:+1) アマチュア
「(この風の中、名だたるプロも叩いているなか、まぁまぁのラウンド?)自分としては、アウトを課題としていて、インは予選会からも抵抗なくプレーできていました。でも今日はウェッジの距離があやふやになってしまい、耐えてパーを拾っていく状況だったので、不満の方が多いです。(今年は高校3年生。目標は“女子アマ連覇”?)1つ1つ出場する試合は優勝をめざしていくということです」。

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