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2014.8.30

ニトリレディスゴルフトーナメント 2日目

今季2度目の完全優勝と北海道連覇へ向け
申ジエ劇場いよいよフィナーレへ

 2014年度LPGAツアー第24戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の第2日が、北海道の恵庭カントリー倶楽部(6,522ヤード/パー72)で開催された。

 単独首位からスタートした申ジエ(シンジエ・韓国)が3バーディー・2ボギーの71をマークし、通算6アンダーでトップをキープ。2打差の2位タイには、藤田幸希と西山ゆかりが続き、さらに2打差でアマチュアの新垣比菜、穴井詩、笠りつ子、イボミ(韓国)が続いている。(天候:晴れ、気温:24.0℃、風速:2.9メートル)

 この日の予選カットラインは、今シーズンワーストとなる7オーバー。現在賞金ランクトップのイボミが「今年1番難しい」と、まさに語った通りの結果となった予選ラウンドを、後続に影を踏ませない完璧なゴルフで駆け抜けたのは申ジエだった。


 「今日は予想通り後半地面が固くなって難しかったです」と言うように、時間が経つにつれコンディションは難化。加えて13番から最終18番まで、難易度が高いホールがズラリと連なるスリリングなコースとなっているが「後半は難しいホールがたくさんあるので、守ろうという意識でやっていました」と申は着実なマネジメントを展開。「14番でミスがありましたが、他には大きなミスが無かったので良かったです」と本人も納得の表情で、単独首位を守ったラウンドを振り返った。


 これで今季3勝目に王手をかけた申だが、それは同時に今季2度目の完全優勝への挑戦ともなる。「追いかけるよりも追いかけられるほうが緊張します」と最終日への胸の内を語ったが、心理が大きく作用するゴルフというスポーツにおいて、それは特に顕著なのだろう。事実昨年賞金女王となった森田理香子も、これまで期間中首位を守り抜く「完全優勝」は未だ果たしたことがない。「かっこいい。私もやってみたい」と憧れたその夢に限りなく近づいた先週も、最後に涙を呑む結果となった。しかし「今日までのことはもう終わったことなので、明日も新たな気持ちで頑張ります」と最終日へ気持ちの切り替えをした申が、もし明日再び完全優勝を果たすとなると、それも簡単なものに思えてきてしまいそうだ。

藤田 幸希 (2位タイ:-4)
「15番くらいまではノーボギーを意識していたんですけど…。6番、7番でもったいないボギーを打っちゃいました。(明日は申ジエと最終組)彼女も調子がいいので勉強したい。どういうふうに攻略しているんだろうとか…。それを見て自分のものにしたいです」。

西山 ゆかり (2位タイ:-4
「激しい1日でした。18番でダブルボギーを打ってけど立て直しできたので、そこは自分を褒めていいと思うけど、もったいないミス、気持ちの持ち方、揺れることなくやっていけたらもっと良いのかなと思います。明日はワクワクする気持ちがありますが、状況に惑わされず自分のゴルフをすることを忘れないようにやっていきたいです」。

笠 りつ子 (4位タイ:-2)
「(今日は)もったいないボギーが多かったです。パッティングが難しいです。明日はしっかり読めたら…。その分ショットが良いので救われています。修正点はやっぱりパッティングだと思う。明日はいいところ行くと思います」。

穴井 詩 (4位タイ:-2)
「(今日は)昨日打っちゃった15番と16番をパーで切り抜けられたのは良かったです。後半のスタミナ切れが明日の課題ですかね。体力がなくなってくるにつれて、集中力もなくなってくるので…。ここは他のコースよりも集中力を使うホールがいっぱいあって…」。

イ ボミ (4位タイ:-2)
「ドライバーもアイアンも、ショットは昨日より良くなっています。今日はグリーンが硬くて難しかったし、ピンポジションも難しくてイーブンでいいと思っていたので、最後のバーディーは本当に嬉しいです。(明日は)優勝を考えずに1ホールごと集中していきます。来週は韓国に戻るけど、私は韓国に帰る前は成績が良いことが多いので明日は頑張ります」。

新垣 比菜 (4位タイ:-2) ※アマチュア
「今日はティーショットが曲がってばかりでパーを取るのが大変でした。この調子でよくまとめたかなと思います。明日は絶対アンダーで回りたいです。目標は10位以内です」。

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