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2014.9.21

マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日

申ジエが逆転で今季4勝目を飾る
賞金ランキングは2位に浮上

 2014年度LPGAツアー第27戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の最終日が、愛知県知多郡美浜町の新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6,375ヤード/パー72)で開催された。

 2位からスタートした申ジエ(シンジエ・韓国)がこの日スコアを5つ伸ばして、通算14アンダーとし、今季4勝目を飾った。1打差13アンダーの2位にはイナリ(韓国)、11アンダーの3位タイには北田瑠衣とリエスド(韓国)が入った。(天候:晴れ、気温:23.9℃、風速:2.1メートル)

 元世界ランク1位に火がついたのは14番グリーンだった。バーディー合戦のまま突入したサンデーバックナイン。この日スコアを8つ伸ばしたリエスド、イナリ、申ジエが11アンダーで並ぶ混戦状態となっていたが、それをイナリが破ったのだった。イーグル賞が懸けられた15番パー5で「自分でもびっくりして思わず声が出てしまいました」と3打目のアプローチを直接チップインさせ、頭2つ抜け出してみせたのだ。


 いきなり2打差をつけられた申ジエは、それをすぐに14番グリーンで確認したという。「これでミスはできないな」とギアを入れ直すと、そこから圧巻のゴルフを演じる。15番パー5では20メートル弱のイーグルチャンスから、きっちりバーディーをもぎとると、16番パー3は5番ウッドでのティーショットを2メートルにつけ、連続バーディー。17番パー4は75ヤードからのセカンドショットを4メートルにつけ3連続バーディーとし、あっさりと逆転劇を完成させた。


 これで今季4勝目、賞金ランキングも2位に浮上し、目標とする賞金女王に向けても大きく前進したが「この4勝はもう私の中では過ぎたことです。賞金女王についても意識せずに目の前にある試合に集中していきたい」と、その足元は全くぶれる気配はない。


 祝福を受けた18番グリーンでのスピーチで「45年という歴史のある大きな大会で優勝できて本当に嬉しい。そしてギャラリーの皆様の拍手と声援のおかげで優勝できたと思います」と歴史ある大会への敬意とギャラリーへの感謝を口にした今日の勝者に、間違いなく女王の品格は備わっているだろう。残り10試合、あとはその座に座るだけか。

イ ナリ (2位:-13)
「(15番のチップインイーグルは)入った瞬間、じぶんでもびっくりして声が出たくらい嬉しかったです。寄せてバーディーをとるぐらいの感じだったので。(来週はディフェンディングとして)この3週間くらい調子が良いです。今日は1打差で優勝を逃したので、初のディフェンディングチャンピオンで迎える来週は頑張りたいと思います」。

北田 瑠衣 (3位タイ:-11)
「入れたいバーディーパットも結構ありましたが、決めきれず。ピンチもありましたが、パターが良かったのでうまく出来ました。久しぶりに緊張感の中、60台で回れたのがすごく良かったです。優勝を意識するというよりはやっぱり今自分がいるポジション、50位というところはシード権が厳しい。頑張らないとシード権内に入れないというのがあったので…。今週はすごく良いゴルフができたと思います」。

成田 美寿々 (10位タイ:-7)
「前の2試合は自分でやりきったという手応えがあったのですが、今回はちょっと…。手応えもないですし、自分で恥ずかしいし、腹が立ちます。この浮き沈みの多いパッティングをどうにかしないと。また振りだしに戻って、何が悪かったのか研究してもう一回練習をしたら結果はでてくると思います」。

福田 真未(12位タイ:-6)
「緊張していました。思った以上に体が動かなかった。さいごまでわからない感じで終わってしまいました。練習場ではショットが良くて昨日よりも感覚も良かったので楽しみだなと思ってスタートしたんですけえど、コースに出たら全然体が動きませんでした。緊張感の中、いかに自分のゴルフができるかということを勉強して、練習をしていきたいと思います」。

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