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2020.8.27

イーグル奪取 笹生優花-またも超ド級プレー

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)第1日

 笹生優花は止まらない。この日は、67。プロデビュー戦から3戦連続で絶好のスタートを切った。10番からスタートした第1日。13番、パー5でいきなり本領を発揮する。第1打がセミラフにつかまるが、残り225ヤードを3Wで90センチに2オンに成功した。しかも、ピンそば90センチにつけるスーパーショットである。楽々とイーグルを奪い、波に乗る。

 前半を1イーグル、1ボギーで折り返し、後半へ。5-7番での3連続を含む、4バーディー、ノーボギーの内容でホールアウトした。「いいドライバーショットもありましたけど、きょうはちょっと曲がっていた。ただ、セカンドショットがグリーンに乗ったので、あまり大崩れしなかった。まさか、こんなにいいスコアが出ると思っていなかったので、本当に満足です」と控えめに振り返った。

 出場2戦目のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントで、「タイガー・ウッズみたい」とライバルが絶賛した、鮮烈なツアー初Vを飾り一躍、注目を浴びている。「優勝は終わったこと。今週は今週で、また新しい週と考えている。とにかく、コースが難しい。いつも、気をつけなければいけない」。切り替えの早さも大器の片鱗だろう。

 さらに、「第1日へ入る、きのうの準備。きょうの準備も、あすの準備もできるだけ同じようにしたい。何かを変えようとはしていません」。最悪を想定して、最善を尽くす。アマチュア時代、世界中で試合に出場した経験が生きる。無限の可能性を秘めた19歳は、準備がいかに大切かを知り尽くしていた。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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