2020.9.8
小祝さくらが挑む→強い球→強い精神
<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>
2020-21年JLPGAツアー公式戦、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(優勝賞金3,600万円 賞金総額2億円)が9月10日、岡山・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(6,640ヤード/パー72)で開幕する。8日は指定練習日。また、注目選手のリモート会見が行われた。
前週、待望のJLPGAツアー2勝目を飾った小祝さくらは、岐阜から6日、勢いをそのままに岡山へ乗り込んだ。「優勝して、どこが変わったなど、まったくありません。きのうも練習をしました。今は、とにかくこの試合のことで頭がいっぱい。予選通過をして、頑張りたいです」。相変わらず、淡々としている。
この日はアウト9ホールをラウンド。すでに、今季開幕前には視察を兼ね、2ラウンドのプレーを行っている。「きょう、プレーした印象は結構、風が強い5m/sぐらいでしょうか。難しい。メリハリをつけないといけませんね」と気が引き締まった様子。そうはいっても、気負いなどはまったくなし。
「公式戦だから、どうしても勝ちたいとか、そういったところはありません。いつもと同じ。でも、公式戦で成績が良かったのは、18年のこの大会で6位、そのぐらいです。もっと、気合を入れないといけないのでしょうか…」と、マイペースを崩さない。それがまた、好調期間が長い強みでもある。
会見中、何度も口にしたのは「風」。今シーズン、開幕前から目標にしていたのは、風に負けない強いボールを打つ-だ。前週から48度のウェッジを抜き、5UTを加えたセッティングで大会レコードを更新。今週も同じセッティングで臨む。
日本では極めて珍しいリンクスで、自身が追い求める強いボールに磨きをかける。「ショットの調子がいい。でも、練習で調子がよくても試合は、逆のパターンもあります。注意しないといけません」。
あす、9日は勝負を左右するインコースをチェックする。強いボールを打つため、メンタルまで強化されたようだ。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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