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2020.9.9

あす開幕 鈴木愛-2度あることは3度ある

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2020-21年JLPGAツアー公式戦、『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(優勝賞金3,600万円 賞金総額2億円)が9月10日、岡山・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(6,640ヤード/パー72)で開幕する。9日は指定練習日。また、リモート会見が行われた。

 ゴー・ウエスト。西部開拓の有名な論説ではないが今大会、2勝をあげている鈴木愛は好転のきっかけをつかんだ。「選手権はJLPGAツアー初優勝の大会。すごく印象に残っている。また、日本の冠がつくということで勝ちたいという気持ちが特に強くなった。それから、西のコースは相性がいいですからね」と話す。場所を変えて心機一転。

 ここ2戦、パッティングの不調に悩まされた。本人しかわからないような肩と腰の微妙な狂いが、生じていたのだ。ヒントを得たのは7日、アドレスがわずかに右へ向いていた。微調整を行うと、数々の勝負を分けたボールのスムーズな回転がよみがえる。表情が一気に明るくなった。

 この日は上田桃子の練習ラウンドへ飛び入り。「たまたま空いていたこともあったけど、AIG女子オープンで見事なプレーを披露した、桃子さんを間近で拝見したかったからです」という。というのは、今大会は日本でも珍しいリンクス。英国帰りの上田がどう臨むかを目に焼きつけたかったのだろう。さらに、良いこともあった。

 「ラウンド中、初優勝の時の話になりました。桃子さんと最終日、同組でプレーしたからです。あの時のことを、久々にガッツのある選手が出てきたと思った。それから、パッティングがうまい-と懐かしむようにおっしゃってくださった。ありがたいお言葉を頂戴し、ワクワクしてきましたよ」という。そして、「日本ではなく、全英でプレーしている気分に浸った」とも。

 勝敗のカギは風をいかに読むことができるかだという。「きのう、アゲンストだったホールが、きょうはフォロー。優勝争いをしていれば、14番からとても大事なホールが続くけど、ここはアウトからすごく難しい。最初の難関は3、4番。ここでボギーを叩くと苦しくなるでしょう。幸い、新しいクラブは以前よりも低スピンで、横からの風に強くなった。アゲンストでも強いボールが打てる」とボルテージが上がる。

 そんな話を聞きながら、脳裏を過ったのは伝説の登別カントリー倶楽部での今大会だ。最終日、10位タイから5打差を大逆転。2度目のタイトルを手中にした。女王は、西でも東でも強い。

(メディア管理部・中山 亜子)

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