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2020.9.11

好位をキープ 笹生優花は自然体

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)第2日

 19歳のルーキーながら今季JLPGAツアー賞金ランキングのトップを走る笹生優花は、4バーディー、2ボギーの70でプレー。通算6アンダーとスコアを伸ばした。

 この日は10番スタート。前日、唯一のボギーを叩いた18番では3パットで、またもボギーにしてしまった。それでも「苦手意識はない。3パットしただけです。そのうちパーも来るでしょう」。あわてず騒がずのスタイルは変わらない。

 ラウンド中、雨が降ることもあったが、「雨も風も、すべてがゴルフです」。さらりと話しただけだった。「バーディーを取っても、ボギーが来ても、かわらないように」と注意しているのは、「バーディーを取れたら、もちろん心の中ではうれしい。しかし、表には出したくはない。喜びは私と、私にとって大切な人たちと分かちあえばいい。バーディーをとったことで、ひょっとしたら、悔しい思いをする人もいるでしょう。皆さんを巻き込んで、パフォーマンスをする必要はありません」ということで、万事控えめなのだとか。それでも、「もし優勝できたら、小さくガッツポーズぐらいはしてしまうかもしれない」と加えた。

 今大会、笹生のキャディーはカナダ出身のライオネル・マテチュックさん。小俣奈三香の夫で、大の日本通だ。英語のコミュニケーションはとてもスムーズ。5位タイに終わった今季第1戦、アース・モンダミンカップの後、スポンサーの紹介でコンビを組んだ。「本当は、8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント、ニトリレディスゴルフトーナメントと2試合だけの契約。でも、両トーナメントで優勝できた。その縁で今回もお願いすることになった」という。

 もし、優勝を飾れば2014年、鈴木愛の20歳128日の大会最年少記録を大幅に更新する。もっとも、上には上がいるもので、他の公式戦では、畑岡奈紗が16年の日本女子オープン選手権を17歳263日で制した。「畑岡さんの記録は、本当にすごい」と大絶賛。ただし、将来性は勝るとも劣らない。

 5人きょうだいの第1子で、弟が3人。趣味のひとつはキャッチボールだ。「プロ野球を見ることが好き。好きな選手は特にいません。巨人対阪神など、永遠のライバル対決に興味があります」。伝統の今大会、どんなライバル伝説が誕生するのだろう。残りは36ホール。

(オフィシャルライター・宮脇 廣久)

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