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2020.9.13

木村彩子 18番は気合の狙い撃ち

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)最終日

 木村彩子は1打差の2位タイ。「バーディーパットを打てるショット力。チャンスを絶対ものにするという気迫が足りなかった。勝負が終わり、そのあたりが優勝した人との差ですね」と痛感したという。特に、勝負を決めるパッティングには精神の強さが必要である。

 18番のティーイングエリア。この日はもっとスコアを伸ばすチャンスがあった。終わりよければ-悔いを残さないように、気合を込める。

 第1打、第2打は狙い通りフェアウエーをキープした。そして、第3打。ピンまで66ヤードある。メモをみながら、グリーンの傾斜を再確認。ポイントを定めた。「フォローの風が難しい。でも、狙ったマウンドへボールをうまく落とすことができた」。ピン1.5メートルへつけ、きっちりとバーディーで締めくくる。

 「全身が一気に軽くなるようなバーディーでした。絶対にバーディーを取ろうと思ったから、本当に気持ちがいい」。信じれば通じ、念ずれば通ず-の新境地である。

(メディア管理部・中山 亜子)

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