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2020.12.11

世界基準へ 競技委員・阿蘇紀子も奮闘中

 2020年最後のメジャー、全米女子オープンがテキサス州チャンピオンズゴルフコースで開幕した。過去最多の日本人選手19人が出場。第1日、渋野日向子が2位タイとスタートの好発進など、期待が高まる。

 その注目の大会へレフェリーとして、初めてJLPGAから競技委員・阿蘇紀子が加わり、奮闘中だ。これまで、リオデジャネイロオリンピックや全英女子オープン参加など、国際経験は豊富だが、全米女子オープンは初めて。「私の役割はレフェリングだけではなく、大会へ携わる競技委員と情報交換することも大きな目的のひとつ。現地時間7日の朝、ヒューストンへ到着し、PCR検査を実施。翌日、陰性の結果が出て活動しています。コースチェックや、さまざまなミーティングを行い万全の態勢で大会へ臨みます。今回、得たさまざまな経験、情報を2021年のJLPGAツアーへ生かしたい」と意欲的だ。

 今大会ではルーリング対応、プレーの進行チェックを行っている。特に、今回は出場選手が多い。日本人選手のルーリングがあった際、仲介役として説明などが、かなりスムーズになることは間違いない。一方で、こんな感想を語っている。「コースがとにかく長い。サイプレスクリークコースはパー71で6,731ヤードです。また、USGAは選手全員にコースブックを手渡している。そのため、フェアウエイには、ヤーデージマーキングをしない」。

 これも世界基準なのだ。そして、「たくさんの日本人選手が出場している。誇らしい。皆さん、元気そうです。素晴らしいコースで、素晴らしいプレーを披露してくれるでしょう」と期待を込めて話していた。ちなみに、阿蘇は7日が誕生日。使命重大、最高のバースデーウィークといえるかもしれない。

 

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