2021.4.10
走った小祝さくら 暫定首位でホールアウト
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGA ツアー2020-21シーズン第20戦『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』(賞金総額1億円、優勝賞金 1,800万円)大会第2日が4月10日、兵庫県・花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(6,390Yards/Par72)で行われた。この日は順延された第1Rの残りホールを消化し、第2Rへ。午後6時26分、連日の日没サスペンデッドになり、25人が競技を11日へ持ち越した。
18ホールを消化した暫定首位は通算3アンダーの小祝さくら、稲見萌寧、岡山絵里、ペソンウ。1打差の2アンダー、同5位タイに森田遥、辻梨恵が続いている。
(天候:晴れ 気温:13.7℃ 風速:4.1m/s)
日没が近い。残り3ホール、小祝さくらは小走りのラウンドとなった。「最後は、おなかがすいてきて、もうちょっと-それがモチベーションでした。でも、無事にプレーが終わってひと安心です。明日へむけて、また頑張ります」。いつものように、淡々と語った。
抜群の安定感である。29ホールを消化した。とりわけ、イーブンパーでスタートした第2Rは3バーディー、ノーボギーの内容である。それほど、チャンスが多かったわけではない。それでも、粘り強くボギーを叩かない身上のプレーを存分に披露した。
印象に残ったのは15番。174ヤードの第2打を5Iで7メートルにつけた。見事にラインを読み、素晴らしいバーディー奪取。さらに、最後の2ホールは、「ちょっと暗くて、距離感がいまひとつ。ちょっと心配だったけど、イメージでストロークした」、難なくパーセーブしている。
この日は、「スタート前、とにかく眠かった。すぐにでも布団へ入りたい。そんなことを考えながらでした」という。しかし、終わってみれば、またもV争い。「稲見さん、岡山さんは今年優勝している。そんな選手と優勝争いをできることが楽しみ。幸い、あすは天気が良さそう。最善をつくしてプレーしたい。目標は優勝」と言ってのけた。
大混戦。今年2勝は逆転優勝だった。終盤に発揮する勝負強さは、あすもまた-。
(メディア管理部・宮崎 善秀)
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