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2021.5.22

レコードラッシュの稲見萌寧、13バーディーで首位

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第26戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)大会第2日が5月22日、愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,486 Yards/Par 72)で行われた。第1日の競技が悪天候のために中止。今大会は36ホールの短縮競技になった。当然のように、スタート勝負。稲見萌寧が驚異の61をマークし、レコードラッシュで首位に立った。5打差の6アンダー、2位は鈴木愛。3位タイの5アンダーに永井花奈、西村優菜、大里桃子がつけている。
(天候:晴れ 気温: 23.4℃ 風速:1.2m/s)

 怒とうのバーディーラッシュを見た。稲見萌寧が13バーディー、2ボギーの61をマーク。2位に5打差をつけ、36ホール短縮競技で圧倒的なアドバンテージを握った。

 「ホールアウトした後、テレビモニターを見たら目が痛くなった」というのは、スコア表を見たからだろう。バーディーを表す○がズラリと並ぶ。それほど壮観な1日だった。

 すべてがハイライトといっても過言ではないものの、9番からの7連続バーディーは、見ている立場でも呼吸を忘れてしまうほどだ。それも、よくいわれるピンから2.5メートル以内のチャンスは1度もなし。9、13番の3メートルが最も近い。

 10番、左奥8メートルや、12番の右奥7メートル、そして左奥7メートルの15番をカップインさせたシーンは、さながらマジックを見たかのよう。「実は、スタート前の練習ではグリーンのスピードにうまく対応することができず、これほどのスコアが出るなんて予兆は全くなし。でも、うまく流れを引き寄せることができた要因はスタートから3連続でバーディーがとれたことでしょう。パッティングで3メートルぐらいが決まると、それからショットを打つ際、気持ちが楽になる」と話した。

 続けて、「連続バーディーの時は、もっと、もっと…。すべてのホールでバーディーをとる勢いでした。ただ、気持ちは冷静です。パッティングはラインをしっかり読んで、狙ったところへストロークできているか、それが大切。驚くほどではありません」。淡々と語っている。

 プロになってから、繰り返している言葉は、「もっとゴルフがうまくなりたい」。というわけで、成績で一喜一憂することが極めて少ない。バーディー量産の秘密は、「カップヘ入るためのラインづくりを頑張っている」ということがすごい。全ショットをバーディーへ誘う如し-全身全霊を傾けている。

 これほどの高みを目指す姿勢は、とてもプロ4年目とは思えない。「結果が安定はしているけど、当たりの安定はない」との名言まで飛び出した。最終日、2位に5打差をつけてJLPGAツアー通算7勝目を狙う。61をマークするなど、記録的なラウンドとなったが、「記録は、まったく気にしていない。なぜなら、意識をしてもスコアがよくならないから。これまで通り、パーオン率にこだわる。これが最上位です。きょうがすべてではない。いまは明日、新しいゴルフをしなくてはいけないから、それが優先です」。日々、研さんを続けながら必然を求めるプロセスということだろう。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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