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2021.6.25

原英莉花 ロブショットで新境地

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アース・モンダミンカップ カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)第2日

 ギャラリーの目前で、新境地を開いた。原英莉花が披露したパー5、8番の第3打は必見。残り20ヤードから、1.5メートルに寄せた。もちろん、バーディー。「めちゃくちゃ、深いラフでした。思い切って、ロブで…」と、その時がきた状況を説明した。

 「海外へ行ったら、絶対に必要です。ワールドレディスサロンパスカップから練習を重ねた」といい、「ボールがラフに埋もれていた。ボールが出るかなぁと、少し考えたけどきれいに飛びましたね。使えます」。これがロブショットのお披露目だった。ギャラリーからもタメ息が…。飛距離ばかりがクローズアップされるものの、テクニシャンであることを忘れてはならない。

 さて、この日の調子はどうだったのか。2日連続で69をマークし、通算6アンダーへスコアを伸ばした。「きょうも-と期待してスタート。ただ、ショットがいまひとつで、耐える内容でした」と話す。とはいえ、ノーボギーである。「落ち着いてプレーした。ラフからのアプローチ、バンカーショットなどを練習ラウンドから入念に行ってきた。おかげで、距離感がいい。どんな場面でも、焦らなかった」と納得の様子だ。

 今大会は2017年に初出場。「予選落ちでした。18年は、申ジエさんと優勝争い。最終日で負けたという苦い思い出があります。だけど、そこからより勝負にこだわるようになってきた。勝ちたいです」と頼もしい。きょう25日は、小祝さくらとともに、CM出演中の家庭用ゲームソフトが発売された。ちなみに、CM出演時のキャラクターはピーチ姫。「私もがんばって、盛り上げます」と加える。大一番に強いのは、新しい技を試す勇気と、度胸がある証だ。

                                                      (メディア管理部・中山 亜子)

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