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2021.7.23

ドラマチックな全美貞 OBを叩いても首位浮上

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第35戦『大東建託・いい部屋ネットレディス』(賞金総額1億2000万円・優勝賞金2,160万円)大会第2日が7月23日、北海道札幌市・滝のカントリークラブ(6,578ヤード/パー72)で行われた。2位スタートの全美貞が7バーディー、1ダブルボギー、1ボギーの68をマーク。通算11アンダーで首位に立った。2打差の通算9アンダー、2位タイは藤田さいき、勝みなみ。ホステスVを目指す渡邉彩香は、イーブンパーで通算8アンダー、4位タイから巻き返しを狙う。渋野日向子は通算2アンダー、32位タイで予選通過。
(天候:晴れ 気温:29.3℃ 風速:5.3m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/3フィート コンパクション:23.5mm》

 終わりよければすべて良し。首位、全美貞の第2日はドラマだった。「いろいろあったけど、いいスコアでホールアウトすることができた。何はともあれ、良かったです」。笑顔を浮かべる前に、安どのタメ息が漏れる。それほど、大変な1日ということだろう。

 この日はインスタート。1バーディー、1ボギーと無難な滑り出しだったが、15番でダブルボギーを叩いた。「第1打がOB。左からフォローの風に乗って、右へボールが大きく曲がった」という。しかし、すぐさま気を取り直した。「残りホールがたくさんある。落ち着いていきましょう」。自身をやさしく鼓舞したという。

 そんなやさしい気持ちが通じないわけがない。17、18番で連続バーディー奪取。流れを引き戻して後半へ入った。鋭いアイアンショットがさえる。ハイライトは最終9番の第2打。「池の石に当たって戻ってきた。ラッキーです」と話したものの、第3打は残り115ヤード。PWでピン奥5メートルにつける。良き日にしたい-という願いを込めて、パーセーブへ挑む。全身全霊のストロークからボールは見事、カップヘ吸い込まれた。

 この1カ月。調子は悪くない。ニチレイレディスでは、プレーオフで申ジエと死闘を演じた。また、資生堂レディスは最終日、スコアを伸ばせず逆転負けを喫している。優勝まで手が届かない。それでも、次は、と静かに闘志を燃やし続ける。「きょうのようないいプレーを続ければ、いつかは勝てる。このコースは06年、ツアー初優勝のMeijiチョコレートカップのようです。だから、相性がいいのでしょう」と結んだ。

 JLPGAツアー通算25勝の実力者。悲願の永久シード獲得は、これからが正念場である。

(メディア管理部・中山 亜子)

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