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2021.8.28

堀琴音 またも北海道→今度はレコード更新

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニトリレディスゴルフトーナメント 小樽カントリー倶楽部(北海道)第3日

 これぞ、ムービングサタデーのだいご味。堀琴音が1イーグル、8バーディー、1ボギーの64をマークした。JLPGAツアー/PAR73の18ホール最小ストローク記録を1打更新。史上に名を残すレコードの快挙に、「何より、小樽CCで達成できたことがうれしい。喜びが倍増です」と表情が輝いた。

 快進撃の始まりは、9番のチップインイーグル。残り83ヤードの第3打が、ピン上2メートルからバックスピンでカップインした。「まさか、まさかです。入るとは思いません。波が来た」。今シーズン2度目のスーパープレーで勢いを味方につける。

 後半へ入り10、11番の連続バーディーでさらに勢いが加速。圧巻は14番の第2打だろう。「イメージ通り」と自画自賛した、6Iのコントロールショットを、ピン80センチへ。「ハーフショットを練習したかいがあった。イメージが湧いて、距離感もつかめる」と、最悪を想定しながら最善の準備の発表会である。

 また、忘れてはならないのは、「パッティングのタッチが、抜群だった」こと。第1日=34パット、第2日=33パットとスコアメークに苦しんだものの、この日は25パットである。リズムが途切れなかった最大の要因。今シーズン、ニッポンハムレディスクラシックでJLPGAツアー初優勝を飾った。 

 最終プロテスト合格から6年344日、165試合目でつかんだ栄光。不調に陥り、「勝てないかもしれない」というどん底から這い上がった。初V以降、予選落ちはない。安定感も際立つ。「(優勝する)欲など出せません。ひたむきに努力を重ねたい」と、控えめに語った。謙虚は美徳。結果はホールアウトした後でいい。

(メディア管理部・中山 亜子)

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