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2021.10.8

快進撃 臼井麗香、初の首位スタート

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第45戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円)が10月8日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,592ヤード/パー72)で開幕した。秋晴れの素晴らしいコンディション。ハイスコアの強烈バトルが展開された。首位は6アンダーの臼井麗香。2打差の5アンダー、2位タイに山下美夢有、小祝さくら、アマチュアの佐藤心結が続く。ディフェンディングチャンピオンの稲見萌寧は4アンダー、5位タイ。渋野日向子が1アンダー、27位タイで大会第1日を終えた。
(天候:晴れ 気温:28.6℃ 風速:2.7m/s)
《グリーン=スティンプ:12フィート コンパクション:22mm》

 悪いことの後には、良いことが待っていた。臼井麗香は10番からのインスタート。11、12番の連続バーディーで勢いをつけ、前半最後の18番へ。ファーストカットからの残り138ヤードからの第3打は、8Iで鋭いショットを放った。

 「グリーンへ近づいてもボールが見当たらない。外れたの…と思ったりしたけど、カップをのぞいたら、キャーッとなった。びっくりです。ボールがあった」と直接、カップインさせたイーグルを振り返る。

 当然ながら、後半も好調だった。2バーディーを上積みし、8番でもカラーからチップインを決めている。最終9番で1.5メートルのパーセーブに失敗したものの、上々の滑り出しだ。

 前週は地元、栃木県で開催された大一番。さらに有観客とあって、多くのファンが足を運んだ。ところが、思わぬアクシデントに見舞われた。第1日の8番。左手親指の付け根へゲキ痛が走る。「前日からちょっと違和感があった。痛みが引かず、途中棄権。せっかく、たくさんの方が応援にきてくださったにもかかわらず、情けない。涙がこみあげてきて止まらない。初めて、コースで泣いた」と打ち明けた。

 幸い、大事にはいたらず、この日のプレーとなったものの、「毎晩、棄権の時の夢を繰り返し見る」といい、「応援してくださる方へ、違う形でお返しできれば」と気を新たにしたそうだ。ただし、全快とはいかずに、「練習量をセーブ。ティーアップした状態以外、ボールを打っていない。正直にいうと不安です。私は練習量が多い。質の良い練習でカバーできれば最高ですけどね」と話した。

 一方で、ディフェンディングチャンピオンの稲見萌寧はプロ同期入会。年齢はひとつ下でも、とても気が合う関係だ。「練習ラウンドを一緒にしているときなど、よく怒られる。そうやっているから、だめなんですよ-。パッティングのアドレスで右を向いている。いつまでたってもカップへは入らない-など、スバズバと指摘されます。もう、ごめんというしかありませんね」と苦笑しながら、意外なエピソードを語っていた。

 よく幸福の総量は決まっている、といわれる。この日は生涯出場68試合目で初の首位発進。そろそろVの吉報が届くころか。「前週のこともあってちょっと不安です。でも、やるしかありません。残り2日間、アンダーパーのラウンドを目指します」。

 笑顔の会見は大いに盛り上がった。

(メディア管理部・宮崎 善秀)

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