カストロールレディース　1日目

　LPGAステップ・アップ・ツアー『カストロールレディース』（賞金総額1.500万円/優勝賞金270万円）の1日目が、千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブ 市原コース（6,436Yards／Par72）で開催された。

　天候：曇り、気温：28.1℃、風速2.8m。時折雨がぱらつく曇天の下で行われた大会初日。4アンダーの首位に立ったのは、2008年に当時37歳でプロテストに合格した押谷直子と、日本ツアー参戦3年目のナダエ（韓国）。1打差の3位タイには斉藤裕子、有田由香、大谷奈千代、菊地絵理香の4名が続いている。

押谷直子 （1位タイ：-4）
「今日はほとんどグリーンを外しませんでした。パットはそんなに良くなかったんですが、とにかくショットが良かったです。パットが良ければもっといけた気もしますね。去年もこの大会は成績が良かった（5位タイ）ので、相性がいいんだと思います。去年の最終日に連続ボギーした16、17番で今日は連続バーディーできたので、成長できたのかなと。（明日の意気込みは？）調子に乗ると空回りするタイプなので、さらっとマイペースで回りたいと思います」。

ナダエ （1位タイ：-4）
「今日はショット、パットともよく打てました。インスタートだったんですが、11番で長いバーディーパットが入ってくれて、それで自身が持てました。後半もショットが良くて、短いバーディーパットをうまく決められました。（コースの印象）とてもキレイなコースで、グリーンのスピードが私に合ってました。明日は天気が悪くなるかもしれないけど、自分を信じて打ちます。優勝はしたいですが、まだわかりません」。

斉藤裕子 （3位タイ：-3）
「ここ2ヶ月くらい調子がよくて、グリーンのラインさえ間違えなければパットは入るし、アプローチの調子もいいです。コースは非常にキレイですね。前回のANAもそうですが、ステップの大会でもコンディションをすごく良くしていただいてありがたいです。今回は優勝を狙うよりも、毎日のテーマをクリアすることが大事なので、それができればいいです。今日のテーマ？秘密です（笑）」。

有田由香 （3位タイ：-3）
「ショットの状態はもともと良かったんですが、今日はパットも良かったですね。昔、このコースでプロテストを受験したんですが、そのころより飛距離は落ちたけど、曲がらなくなったので上手くなったのかなと思います。明日はたぶん若い人と回ることになると思うので、後ろからヒョコヒョコ、マイペースでついていきます（笑）」。

大谷奈千代 （3位タイ：-3）
「今日は全体的に良かったです。ショットもパットも良かったんですが、12番では一度カップに入ったパットが出てきてしまって…。今日の目標はノーボギーだったんですが、18番でボギーを叩いてしまったので、出来としては90点ですね。（明日の意気込みは？）18番のボギーを引きずらないように、頑張って優勝できたらいいですね」。