1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. フンドーキンレディース 1日目

2013.10.2

フンドーキンレディース 1日目

 2013年LPGAステップ・アップ・ツアー第8戦『フンドーキンレディース』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の大会1日目が、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6,461ヤード/パー72)で開催された。

 10月にもかかわらず蝉の鳴き声が聞こえ、太陽が近く感じられるほどの夏日となった大会1日目。首位に立ったのは、8月のプロテストに合格したばかりの藤田光里。7バーディー・1ボギーの6アンダーで単独首位に立った。2打差の2位には福田真未。3打差の3位タイには、杉本愛理など8名が続いている。(天候:晴れ、気温:28.0℃、風速:2.1メートル)

 「振り上げた時に曲がるか分かるし、分かってもミスを最小限に抑えることができる」と、ドライバーショットの感覚は素晴らしいものを持っている藤田光里。「マン振りする練習もしているので、ティーショットはあんまり怖くない」と出だしと最後のホールのみマン振りし、バーディー発進に成功した。前半は4バーディー・1ボギー。「欲を言えば惜しいパットもあった。カップの前で寸止めになったり、ラインも読めていた。ストロークも自分の思い通りでした」と、得意のドライバーだけでなくパッティングも好調だった。最終ホールは残り87ヤードのセカンドショットを「ピッチングで抑えて打とうと思ったら開いた」とバンカーに入れるも、20ヤード弱のバンカーショットを1~1.5メートルに寄せてパーセーブ、ピンチを切り抜けた。

 『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』で優勝した鈴木愛とは、中学3年生の時からの仲間。「優勝を見て“いいな~”と思った。すごい刺激になった。中3のときから仲良くなって、同い年で、友達でありライバルでもある関係。私が追いかける立場の方が多くて、今年の日本女子アマも愛が上にいったり、先に優勝されたりして“また負けた”とか思ってました」という藤田だが、明日は追いかけられる立場に立つ。「プレッシャーとかに弱くて、プレーオフも何度も負けているんです。トップでスタートするんで、緊張すると思うけど、あんまり考えないようにプレーしたい」と得意のドライバーショットで不安を吹き飛ばし、大会初代チャンピオンの座を狙っていく。


福田真未(2位:-4)
「11番で左にOBを打って、ダボを叩いたんですが、それで開き直って“曲がってもいいや”って気持ちでプレーしてました。最後の6~7メートルのパットは気持ちも入って、強めに打ちました。(選手権で6位タイフィニッシュして)自信になったし、ゴルフも成長したと思う。ミスしてボギーでも次(ピンに)ついたらバーディー獲れるとプラスに考えられるようになりました。(明日は)2位とか3位とかじゃなくて、優勝しかないので、自分の気持ちを最後までコントロールして回りたいです」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索