ニュース & トピックスNEWS&TOPICS

2013.10.3

フンドーキンレディース 最終日

 2013年LPGAステップ・アップ・ツアー第8戦『フンドーキンレディース』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の最終ラウンドが、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6,461Yards/Par72)で開催された。

 初夏を思わせるような日差しが降り注いだ最終日は、アンダーパーでまわる選手が多く、バーディー合戦となった。最終組が前半を終了した時点で、通算6アンダーで藤田光里と杉本愛理が並ぶ展開に。最終ホールまでもつれた新人2人の戦いは、9アンダーまで伸ばした杉本に軍配が上がった。プロ入り3試合目でステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。1打差の2位には初日トップの藤田光里が入った。(天候:曇り時々晴れ、気温:26.7℃、風速:3.4メートル)


 「前半はショットとパットが良くなくてバタバタでした」と出だしのティーショットを左に曲げた杉本愛理。「セカンドも当たりが良くなくて右のラフ、3打目も良くなかったけど、行ってみたら3~4メートルぐらいについていました。2番もドライバーが右のカート道に当たってフェアウェイに戻ってきました」とラッキーなバーディーが続いた。ショットが調子よくなかっただけに「つけたところは確実に入れないと」と前半は神経を使うパットが続いた。6番では「いつもなら入る」という1.5メートルのパットを外し、バーディーを逃すと、8番ではボギー。9番では再びバーディーを奪ったが、スコアとは裏腹に納得のいくゴルフは出来ていなかった。


 「山陽新聞(レディースカップ)を脱水症状で棄権し、先週も復帰したかったけど熱が下がらなくて、昨日の朝まですごくダルかった。今日もダルさが残ったまま、朝の練習に行ったけど、ショットは良くなかくなかったです」。そんな杉本の調子はハーフターンから徐々に変わっていった。「ハーフターンの時にパターのチェックをしたら、“テイクバックをまっすぐ上げなきゃいけない”と意識し過ぎて、手で上げていたことに気づきました」と、折り返しの10番でバーディーパットを外したものの「思ったところに打てた」と感じをつかみ始めた。「肩中心にしたら、まっすぐ転がるようになった」と11番ではカラーから8~9ヤードのバーディーパットを沈め、調子を取り戻すと、13番からは「ドライバーもめっちゃいい感じになった」とパーを重ねた。ポイントは昨日3パットした17番。「ボギーかバーディーかみたいな位置(上3メートル)につけて、“狙い過ぎたらまた”とよぎったけど、読んだライン通りまっすぐど真ん中から入ってくれました」と渾身のガッツポーズで通算9アンダーとした。

 「ホールアウトしてスコアを見たら光里ちゃんが(スコアを)伸ばしてきていて“また2位の匂いがする”と思いました。同期の子達も待ってくれていて“今日ナイスプレー”って声をかけてくれました。光里ちゃんも同期なんで複雑な気持ちだったけど、最後はみんなが“おめでとう”って言ってくれました。(鈴木)愛ちゃんが優勝したときはベッドの上でしか確認することが出来なくて、ステップで2位、2位といい感じでつかんできたものが、先週練習できなかったり、体調を崩したことでまっさらになった感じがした。スゴイいい時のスイングが出来なくて、焦りしかなかったけど、“今回、成績は気にしなくていいから頑張ってきな”とお母さんに言われました。優勝なんてとても考えてなかったです。(優勝を)意識しなかったことがよかったんですかね」と、毎回帯同してくれている母親の前で、初優勝を手にしてみせた。優勝スピーチでは「一番近くで応援してくているお母さんに、この喜びを一番に伝えたい」と涙で声をつまらせながら、話していた。


 出場権を獲得したレギュラーツアーでは、「どうせ緊張で震えてると思うので、まずは慣れることから。(倉田)珠里亜とかも上で頑張ってるし、プロとして初のレギュラートーナメントを楽しみながら頑張りたいです。85期生頑張ってますから」とプレッシャーを跳ね除け、レギュラーツアーに挑戦する。

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索
  • LPGA Official twitter