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2015.3.3

『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』開催!

 2015年、ツアーの基本コンセプトは昨年同様、メリハリをつける。難しい、普通、やさしいという3パターンを柔軟に組み合わせ、活性化とレベルアップを行う。さらなる白熱した戦いを演出していく狙いがある。

 1988年にスタートした今大会は、28回目。県内屈指の名門コースを毎年、きめ細やかなセッティングで、最良のコンディションを選手へ提供してきた。「ギャラリーが感動し、選手の挑戦意欲をかきたてるものにしているのが私たちのつとめです」。競技ディレクター・江間陽子は話した。

 やはり、勝敗のカギを握るのは上がりの4ホールだろう。15番は左右にウォーターハザードがある名物ホール。ティーショットの落としどころが、最大のポイントになる。「あくまでも天候次第」という条件つきだが、今回は、「ティーインググラウンドを当日の状況によって、後ろにさげることも考えています」。となると、より難易度が増す。ラスト3ホールを迎えても、勝負の行方は最後の最後までわからない。「18番は、イーグルを獲ることが可能。選手に2オンを狙ってほしい」。開幕を前に江間は、選手へメッセージをおくる。

 選手のレベルアップ、それを支えるクラブの進化は止まらない。以前はユーティリティーを使用したホールが、現在はアイアンで狙える、という状況になってきた。今回、他でも微調整を行ったホールにも、注目が集まる。17ヤード延長した4番。24ヤード延長の9番などだ。「4番はフェアウェイ真ん中に大木があります。ティーインググラウンドを下げる工夫を加えたことで、この木が効いてくる。左右どちらかに逃げなければ、第2打でグリーンは狙えないでしょう」。一方、9番も、「飛距離がアップしたため、バンカーが選手へプレッシャーを与えることが少なくなった。それを考慮しました」と解説した。

他にも、「7、13番はグリーン上のパフォーマンスが見どころでしょう。高麗グリーンでも、この2ホールは傾斜がき つい。おまけに、芝目がしっかりしています。選手を悩ませるでしょう」と語っている。もうひとつ、忘れてはならないことがあった。「南風、北風で攻め方が大きく変わる」という、沖縄特有の風だ。こればかりは、予想が立てにくい。テクニック、状況判断、それから勇気までが試される。

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