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2022.8.21

山下美夢有 サンデーチャージ64も惜敗

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

CAT Ladies2022 大箱根カントリークラブ(神奈川県)最終日

 サンデーチャージで64。最終日、13位タイからスタートした山下美夢有が素晴らしいプレーを展開した。パー5の1番、残り39ヤードの第3打を58度でチップインイーグルが決まった。「すごく手応えが良かった。でも、まさか…。今季はパー5でイーグルをとれていない。本当に良かった。これで乗って行けた」と振り返る。

 前半、2バーディーを追加。32で折り返す。後半へ。幸先よく、また10番でバーディー奪取に成功した。そして、勢いが加速したのは12番。自身の生命線、ショットの調子が良くなってきたからだ。

 「前日までの2日、ショットがいまひとつ。それがきょうは、徐々に良くなってきた感じがした」。右からフォローの風をきっちりと読み、U5で3メートルにつける。ボールがきれいにカップへ転がり、バーディーを決めた。続く、13番は再び、U5が活躍。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 今度は1.5メートル。もちろん、バーディーである。そして、14番は9メートルのバーディーパットをねじ込んだ。3連続で首位に並んでいる。「15番はパー5。もうひとつ、と気合を入れた」という。さらに、「私のベストスコアは8アンダー。アマチュアの頃から、4年ぐらい更新していない。この日の終盤の目標でした。クリアしたかったなぁ」と悔しそうな表情が見え隠れした。

 今季、前週までに64のラウンドは2回。3度目の正直を狙ったのだろう。それだけに、17番が心残り。「ピン下から、4メートルのチャンス。きょうは、パッティングがいまひとつでした。前半も6、7番で(バーディーが)いけたかなぁ、と思います」と話している。

 そうはいっても、最終日は26パット。決して悪い数字ではない。結局、1打差及ばず、プレーオフ進出は果たせなかった。「バーディーはとろうと思って、とれるわけではない」と自戒のようにいい、「次週もショットの調子の良さをスコアへつなげられるようにしたいです」。優勝すれば、メルセデス・ランキング首位へ躍進する好機だったが-。

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