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2022.9.1

リフレッシュ完了 9月の原英莉花は責任がテーマ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(千葉県)

 季節は秋へ。8月最終週で上昇に転じた原英莉花が心機一転の決意を語った。「今大会は、責任あるインパクトをする。私を信じて、ティーショットからパッティングまで-」と語り始めた会見は、実に興味深いものだ。

 「迷うことはスポーツの特徴かもしれない。でも、どっちつかずをなくしたいです。ワンプレーに責任を。決断したことに自信をもち、やるべきことをします。そうすれば、ボールが喜ぶ」。言葉を選びながら、決意表明である。

 前週の最終日、過去勝率100%の首位でスタートしながら痛恨の敗戦を喫し、「今までと違う悔しさを味わった」そうだ。とはいえ、振り返ってばかりはいられない。シーズンはまだまだ続く。週初めには、気分転換を図るために、「ひとりでジムへ行き、ガンガン走るなど、3時間ぐらいをトレーニングに費やした」という。

 その後、さらなる気分転換としてディズニーランドへ-と出かけたものの、「舞浜まで出かけたら、雨が降ってきて…。仕方がないから帰ることにしたけど、出かけたことで、これまたリフレッシュができました」と苦笑しながら漏らしていた。

 そして、腰痛で苦しんできた今季だが、「治療やトレーニングなど、いろいろな方にお世話になりました。皆さん、そうした時にまだ伸びしろがある-とおっしゃって…。でも、よく考えたら伸びしろがあっても、何も変わらなければ残念な人になってしまう」。秘めた資質は無限大である。結果で示すことがプロフェッショナルというものだ。

 そうした、さまざまな葛藤を経て、今大会へ挑む。「難しいコースです。たとえ、いいショット、パッティングをしても、わずか数十センチで結果が違う。最高の準備をして、結果は神さまが決めるような感じでしょうか」と加えている。

 キーホールはパー3の4番。「私のキーになるホール。距離が長く、グリーンが難しい。きょうは5Iでグリーンをオーバーしたけど、風がアゲンストだったら、ユーティリティーでしょう。しっかりコントロールします」。ボールが喜ぶインパクトを、とくと拝見しましょう。

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