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2022.9.6

タイトルの重みを実感中 原英莉花は好調キープ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 城陽カントリー倶楽部(京都府)

 3試合連続のトップ10。原英莉花が今季初Vへ足りないワンピースを語った。「好調を持続できるように工夫をしている。せっかく調子が上がってきた。タイトルを前に、気持ちが高まっています」と現状を伝える。

 ところが、「気持ちの疲労がある。この2戦、気持ちとプレーが合っていない」と複雑な胸中を漏らす。さらに、「以前、好調ならプレー中、ハッとひらめくものがあって、優勝することができた。しかし、このところ流れをつかめていない。スコアを伸ばせない。へんだなぁ。まぁ、これも経験でしょうけど」と続けた。

 具体的には、「気持ちはあるのに、肩が入って力が入る。ジャンボさんからは、そんなの当たり前だろう-とひとこと…」。まぁ、自分自身で乗り切れ、と突き放された格好だが、こういった経験を乗り切れれば、さらなる高みが視界へ入る。それだけに、今大会を、「女子プロ日本一を決める大会。毎週、戦っているとイメージが薄れてくるけど、パンフレットを拝見すると、歴史を感じます。55回目の1位を決める。そんな価値と、意味を改めてかみしめています」という。

 一方、「京都ですよね。パワースポットへ行きたい」とつぶやく。これまでの優勝では、開催コースへ近い寺社へ必勝祈願。勝利をもたらしたことが多い。「実は」と前置きしながら、意外なエピソードを公開。「金閣寺へ行きたい。中学の修学旅行で行けなかった。帰宅して、なぜ、行かないの-と怒られて…。それがずっと心残りです」とも。

 この日、ラウンドを終了したのは午後1時だった。足利義満が北山文化を花開かせた拠点である。金箔で覆われた幻想的な歴史的な建築が一転、非日常の世界へ誘う。そんなアプローチで勝負へ挑むのも一興である。

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